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同和更生資金貸付基金償還金調査特別委員会(第2回委員会)

同和更生資金貸付基金償還金調査特別委員会
平成22年2月16日午前10時 開会

○角谷委員長 おはようございます。委員各位におかれましては、お忙しい中、御参集を賜りまして、まことにありがとうございます。ただいまから同和更生資金貸付基金償還金調査特別委員会を開会いたします。直ちに本日の会議を開きます。本日の案件につきましては、去る2月4日の特別委員協議会において御決定いただきました地方自治法第100条第1項による記録の提出要求について御審議いただくものでありますので、委員各位におかれましては、よろしくお願い申し上げます。なお、記録の提出要求案については、本日お手元に御配付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。これより要求案の審査を行います。内容につきましては、さきの協議会において既に審査をしていただいておりますが、真砂委員から御指摘のありました2点につきまして、提出を求める記録に追加をさせていただいております。それ以外につきましては、前回の協議会でお示ししたとおりでございます。つきましては、内容についての説明は省略し、質疑から始めたいと思います。これに御異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕

○角谷委員長 記録の提出要求についてを議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。

○真砂委員 私が要求さしていただいたのは、既に出していただいてる資料そのものが、よくわかんないと言ったらあれなんですけど、返済金という名目で2種類のものがあるんですよね。それは俗に言う利息の入ってるものと入っていないもの。資料として合わせれば、利息分と合わせた分というのは合うんですけどね、数字は合うんですけども、行政の解釈そのものが我々とちょっと理解が違うんですよ。だから、行政そのものの解釈、どんな解釈してるのか、ちょっと甚だ疑問なんで、我々に今まで行政が説明してきている解釈でほんとに正しいのかどうかという疑義がちょっとあるんです。それはちょっとこの百条委員会で記録を求めるという以前の問題なんで、どうなんかなという気はしたんで、ちょっとその辺は何か行政に問い合わせをしていただいて、確認をしていただいておるのか。もし、おるんでしたら、このことと別個にそういった御説明をいただけるのかどうかですね、それを聞いてちょっと私らのほうも判断をさしていただきたいなというとこもあるんですけど、その辺は委員長どうなんでしょうかね。

○角谷委員長 真砂委員の今おっしゃられたのは、この前御提示願いましたこれのことかなと。実は、これについては、資料としてお渡ししてると思うんですけども、後で御説明というか、やらしていただこうかなとは思ってた……。よかったら今やってもいいですよ。

○真砂委員 ちょっと本件とは違うんで、後で結構です。

○角谷委員長 後で委員会が終わって、これの説明ということにさしていただきたい。ほかにございませんか。

○小山委員 これの内容の中に返還日と件数と書いてあるんですが、これはここにもう既に書いてあるわけですね、これ。これはこのとおりになるんでしょうね、当然。だから、要求せんでもここに書いてあるという……。ここに書いてある、この資料に全部。書いてあるから、これは別に請求せんでも、もう既に出されとるというふうに理解していいんかな。そうすると、借入人住所と借入人氏名、元金、利息、計と、これを請求するということでしょうな、担当者によるとね。そういう理解でいいんですか。返還日はもう書いてあるでしょう、これ全部。

○角谷委員長 だから、それはそうかもわかりません。ここに3番目に括弧で返還日というのは、件数も書いておりますけども、それはそれでこれと一緒かなというふうには思いますけども。一緒やな、これ。ダブるということやな。だから、小山委員に申し上げます。確かにここに出ておりますが、それをわかった上でここにも要求として書かしていただいておるということです。

○小山委員 そういう理解で、その内容であれば結構でございます。

○真砂委員 これは出してみないとわからないというのは、前回の議論の中にもあって、どれだけ黒墨でされるんかということで変わってくるんでしょうけども、疑義の中で我々は今の段階ではうわさ話でしかないんですが、本来は1人1回しか借りられないはずなんですが、他人の名義を使っているであるとか、同じ方が複数借りているという疑義が、うわさ話として我々の耳に入ってきているということがあるんですよね。その部分がほんとにこの黒墨で調査できないというおそれがあるということなんで、これはちょっと先走ってるんかもわかりませんが、その辺がありますんで、ただ資料だけ出してもうて、いや保護条例の関係ですわ、だけであれば、非常に不十分なもんになってしまう可能性があるということですから、その辺どういうふうに念頭に置いて依頼をするのかということになるのかなというふうに思うんですが。

○角谷委員長 まず、黒で塗りつぶされたものがどれだけ出るのかどうかわかりません。要はこの要求をして、結果を見て、その結果でまた皆さんと御協議さしていただこうかなというふうには思っております。ほかにありませんか。

○松本委員 最低ここに書いてる日程、返還日と借入人住所、借入人氏名、元金、利子、計、回収担当職員名と書いてますけど、この中で借入人住所とか借入人氏名とかは別にして、せめて元金とか利子の額を書いて、151万6,400円と利子が6万4,275円、計158万675円とかというふうに、せめてここに金額ぐらい書いて普通は表示していただけたらいいんじゃないかなと、最低そうは思うんですよ。でなかったら、これ見ててもわかりませんからね。それも書いてくれるということになってますの。

○西本議会事務局長 その資料の説明をさしていただきます。昨年、この同和更生基金の特別委員会が設置されまして、理事者のほうへ資料請求しました。その結果、この白紙になってる部分がすべて不明ということで、今回委員会にお諮りさしていただいて、理事者のほうにその資料を要求するということですんで、その辺御理解をお願いしたいなと。

○松本委員 そしたら、個人情報にかかわる分で、例えば住所とか借入人氏名とかというのはどういう扱いになるかというのは、向こうからの返事を待つということになるんですね。

○角谷委員長 そうですね。どういう結果になるか。それを見て、先ほど申し上げましたようにそれからやると。

○松本委員 わかりました。

○角谷委員長 ほかに。――――以上で本件に対する質疑を終結いたします。これより討論を行います。討論はありませんか。――――討論なしと認めます。これより採決いたします。お諮りいたします。本件は、原案のとおり要求することに御異議ありませんか。〔「異議なし」の声あり〕

○角谷委員長 御異議なしと認めます。よって、要求案は原案のとおり可決されました。以上をもちまして同和更生資金貸付基金償還金調査特別委員会の議案の審査を終わります。次回の委員会の開催については、委員長、副委員長に御一任いただきたいと思います。以上をもちまして同和更生資金貸付基金償還金調査特別委員会を閉会いたします。まことにありがとうございました。
午前10時11分 閉会(了)