厚生文教常任委員会(平成26年7月4日)本文厚生文教常任委員会(平成26年7月4日)本文

午前10時 開会

○堀口委員長 それでは、皆さん、おはようございます。委員各位におかれましては、早朝より御参集いただきましてまことにありがとうございます。
ただいまから厚生文教常任委員会を開会いたします。
本日の案件につきましては、本会議において本常任委員会に付託されました議案第2号 泉南市附属機関に関する条例及び報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第5号 泉南市老人医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例の制定についての2件並びに議案第9号 権利の放棄についての計3件について審査をいただくものでありますので、委員各位におかれましては、よろしくお願いを申し上げます。
なお、本常任委員会に付託されました議案については、本日委員会付託事件一覧表としてお手元に御配付しておりますので、御参照いただきたいと思います。
それでは、議案の審査に先立ち、理事者から挨拶のため発言を求めておりますので、許可いたします。

○竹中市長 おはようございます。委員長のお許しをいただきましたので、厚生文教常任委員会の開会に当たりまして一言御挨拶を申し上げます。
堀口委員長さんを初め、委員の皆様方には、市政各般にわたり御理解と御協力を賜っておりますことに対しまして、深く敬意を表する次第でございます。
さて、本日の委員会は、平成26年第2回定例会において、本常任委員会に付託されました議案第2号、泉南市附属機関に関する条例及び報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定についてを初め、議案第5号、議案第9号について御審議をお願いするものでございます。
どうかよろしく御審議をいただき、御承認賜りますようお願い申し上げまして、簡単でございますが、御挨拶にかえさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。

○堀口委員長 御苦労さんでございます。
なお、本日、会議の傍聴の申し出がございます。傍聴の取り扱いについて、この際、御協議をいただきたいと思いますけれども、会議の傍聴につきまして御意見ございませんか。――――それでは、傍聴者の入室を許可いたします。
〔傍聴者入室〕

○堀口委員長 これより議案の審査を行いますが、議案の内容につきましては、本会議において既に説明を受けておりますので、これを省略し、質疑から始めたいと思います。
これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」の声あり〕

○堀口委員長 御異議なしと認めます。よって、審査の方法については、提案理由並びに内容の説明を省略し、質疑から始めることに決定いたしました。
それでは、これより議案の審査を行います。
初めに、議案第2号 泉南市附属機関に関する条例及び報酬及び費用弁償条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。

○田畑委員 議案の第2号ということで、本市の魅力を発信するためのマスコットキャラクターを選定するに当たり、選定委員会を設置する必要があるので、本条例を提案するということなんですけれども、前回の委員会等々でも具体的な内容をお伺いして、みんなに愛されるキャラクターというコンセプトで募集したということなんですけれども、まず1点目は、市民の皆さんから募集して何通ぐらいのデザインが提出されたのか。
それと、どなたかの一般質問の中で、選定委員会のメンバーがABC委員会等々の充て職という言い方はおかしいんですかね、何というんですかね、どういう形で委員の方を選定するのかというのと、募集してこの委員会を何回ぐらい実施して、また最終的に最後の1点に決め込むにはどういった形をとるのか、まずそれをお答えください。

○高山産業観光課長 それでは、私のほうからお答えさせていただきます。
募集をかけまして、応募が95点ありました。
続きまして、選定委員会のメンバーなんですけれども、学識経験者が1名と、あと公募による市民の方が2名、あとは活動している団体さんから2名という形で選ばせていただいております。
あと、選定委員会の回数なんですけれども、3回を考えています。1回目、2回目でデザインを絞りまして、3回目で名前を決めるというような予定となっております。
以上です。

○田畑委員 今、課長のほうから御説明あったんですけれども、3回目に最終1点に決めるときも、この委員会で決めるということで間違いないんでしょうか。

○高山産業観光課長 はい、そのとおりです。3回目でするときも、同じメンバーで考えております。

○田畑委員 最後になるんですけれども、僕は観光協会で、前回も申し上げたんですけれども、コンセプトをまず一定に決めた中で、泉南市のイメージキャラクターって、これは前回知久部長からは、市民の皆さんに愛されるようなキャラクターをつくるということでお伺いしたんですけれども、僕が言いたいのは、これは例えば条例的に、そんな難しいことはよくわからないんですけれども、例えば観光協会で最終的にこのキャラクターのイメージづくりを一定に取りかかって答えを出すことができたんじゃないかとか、それとか産業観光課がある一定の泉南市の今後、将来一生のイメージキャラクターとして考えた上で、選定委員会なしでも行政サイドでその議論ができて、最終イメージキャラクターの取り組みができたんではなかろうか。
これは条例的に、いやいやこんなん役所で勝手に決められませんよという答えになるかわかりませんが、そのあたり、この選定委員会は必ず設置せなあかんものなのかということをお答えください。

○知久市民生活環境部長 まず、このマスコットキャラクターの募集のときのモチーフとか、そういうところなんですけれども、内容的には、独自性があり、市民の皆さんに親しんでもらいやすくということで、具体的にはどういうものをイメージしてくださいよということは言うていないんですけれども、要するに募集内容としまして、記述させていただいておりますのは、泉南市をモチーフとしたというところまでしか書いておりません。
それで、観光協会に委託してもよかったんではないかということでございますが、やはり広いところからその選定委員になっていただきたいというのもございまして、先ほど課長が申しましたように、学識経験者1人、それと関係団体の、予定しておりますのは、ABC委員会と観光協会でございます。
それと、公募による委員が2名以内というふうに考えておりまして、こういった場合、できるだけ市民の人と協働というんですか、そういうような形で決めていきたいという趣旨のもとで、私どもはこういう委員会を立ち上げさせていただいたということでございますので、御了承いただきたい、御理解いただきたいと思います。
以上でございます。

○堀口委員長 ほかに。

○松本委員 これから先のことですが、結局泉南市の観光ということででき上がった、応募で選ばれたこのキャラクターが使われていくんだろうと、そういうふうに思うんですが、今まで、なすびちゃんとか、それから、つばさくんとか、そういうのもあったと思うんです。それがイメージキャラクターかなとか思っていたんですけれども、そうでなく新たにつくるということですから、観光というものに本格的に取り組んでいくためのスタートラインと、そういうふうに思っていいのかどうか。なすびちゃんとかつばさくんとかということの取り扱いは、これからはどうなるのか。

○高山産業観光課長 なすびのものは、あれは「なすびん」と言いまして、華やいで南泉州という協議会ですね、5市3町でつくっているキャラクターです。
あと、今おっしゃっている「つばさちゃん」というのは、多分コミバスに乗せている「ウィンピー」のことかと思うんですが、あれについては、つばさのまちフェスタ実行委員会でつくったやつで、泉佐野市、泉南市、田尻町と2市1町の実行委員会で作成いたしました。
当時、泉南市で使ってもいいですよと、自由に使ってもいいですよというお言葉をいただいておりまして、コミュニティバス等々でも使っておったんですけれども、今回新たにつくろうということでマスコットキャラクターの作成に至っております。
今回、おっしゃるように、このマスコットキャラクターを前面に押し出して、いろいろ市の広報活動、PRに励んでまいりたいと考えております。
以上です。

○堀口委員長 ほかに。――――以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。

○田畑委員 反対の討論です。
きょうも朝、テレビでやっていて、ふなっしーはフランス・パリに行ってるんですよね。この近隣の市町村を見て、岬町、阪南、みさき何とかとか、はなはなとか、下の和歌山方面の近隣都市は、その市のイメージキャラクターというか、そのコンセプトでやって、隣の泉佐野はイヌナキンというて、キン肉マンのゆでたまごさんがつくって、3%の著作権のうちの1.5%が行政に入る、1.5%がゆでたまごさんに入るという、もう削るより稼ぐような、ゆるキャラでもそれを絡ませている。
その前例がある中で、先ほど答弁があったように、全体的に広く広くというコンセプトを観光協会と産業観光課等々が決められへんかった時点で、私はもう出だしから一歩ずれているんではなかろうかという気がいたします。
一般質問、代表質問の中で、堀口委員長の質問の中で、観光協会を仏つくって魂入れず、形だけできて中身がなかったらあかんということなんですけれども、もちろんこのゆるキャラをつくると向井市長の前政権のときに決めたのであれば、もちろんことしの紅白歌合戦は、本市のイメージキャラクターも、ふなっしーと一緒に参加できるぐらいの意気込みがあってこれをつくっているのか、それとも向井市長がやろうと言うて、漠然とABC委員会とか観光協会の一部の人とか市民公募とかで、本当にこの一生、泉南市で、言い方がおかしいかわからないですけれども、お金もうけができるようなキャラクターができるのかということなんですよね。
私は、岬町、阪南市の前例、泉佐野市の前例があって、泉南市が一番ええもんをつくって、全国に発信できるものができるということを願っていたんですけれども、それに向けて本当に走っているのかという疑問がありますので、今回の議案については反対をさせていただきます。
以上です。

○堀口委員長 ほかに。――――以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第2号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○堀口委員長 起立多数であります。よって議案第2号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第5号 泉南市老人医療費の助成に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、質疑を行います。質疑はありませんか。

○松本委員 この5号の中の59ページの提案された議案の中に書いている中国残留邦人などの円滑な帰国の促進並びに永住帰国した中国残留邦人など及び特定配偶者の自立の支援に関する法律と、こういうふうになっているんですが、この特定配偶者というのはどういうふうな位置づけになるのか、聞かせてほしいなと思います。

○灰野健康福祉部参事 特定配偶者とは、特定中国残留邦人等が永住帰国する前から継続して当該特定中国残留邦人の配偶者である者。それから、経過措置による特定配偶者、平成19年の改正法の規定により支援給付を受けている、施行前死亡者の配偶者であって、当該死亡時に特定配偶者に該当する者となっております。

○松本委員 意味はわかりました。特定というところに特に意味はないというふうに捉えていいのだと思うんですが、もう1つちょっとわからなかったのは、泉南市老人医療費の助成に関する条例と、こういうことの中での一部の改正ですが、大阪府がずっと65歳以上のお年寄りに対して、老人医療保険制度というのがあったと思うんですが、これとのかかわりを聞かせてほしいなと思います。

○薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 条例につきましては、この3つの条例がかかわってきておりまして、今委員の御指摘のとおりの老人医療の助成に関する条例と、あと身体障害者、知的障害者の医療の助成、またひとり親家庭の医療の助成に関する条例、この3つにつきましては、第2条のところで対象者というところがございます。
その対象者の中で、対象としないという項目がございまして、その中に今申されております中国残留邦人等の円滑な帰国の促進に関する法律、これの支援給付を受けている者、この方々については今3つの助成、これは対象とならないと。
今回、その中で特定配偶者という項目が入りましたので、その部分を追加するという内容でございます。

○堀口委員長 よろしいですか。

○松本委員 いや、ちょっと聞きたかったのは、そうと違って、昔、後期高齢者医療制度ができて医療保険制度ができましたね。それまでに泉南市の大阪府で実施していた――大阪府というのか、それを受けて泉南市も老人医療保険制度をつくっていましたでしょう。それとのかかわりでいえば、その老人医療の保険制度というのは、もうたしか全部終わった段階で、あと残りの分の支出が少し会計上、予算や決算の中にも出てきていると思うんですが、それとのかかわりがちょっとわからなかったもので、聞かせてほしい。それはもう全然別扱いである条例なんですか。

○薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 別の条例でございますので、かかわりはございません。

○松本委員 そうですか。はい、わかりました。

○堀口委員長 ほかにありませんか。――――以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。――――討論なしと認めます。
以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第5号を採決いたします。
お諮りいたします。本件は、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕

○堀口委員長 御異議なしと認めます。よって議案第5号は、原案のとおり可決されました。
次に、議案第9号 権利の放棄についてを議題といたします。
これより質疑を行います。質疑はありませんか。

○中尾委員 確認しておきたいんですけれども、この条例で権利の放棄を泉南市がしたということになれば、今後決算とか予算の議案書に一切もうこの同更資金の件は載らなくなるのか。
それとあと、9月議会で大阪府のほうで条例廃止に向けてのそういうふうな取りまとめをされているというふうに聞いておりますけれども、この6月議会でうちと同じように放棄されるような自治体がどれぐらいあって、全て9月の大阪府の議会で最終的に取りまとめられることは間違いないのか、その辺をちょっと確認しておきたいと思います。

○中江生活福祉課長 今後、決算書に載るかということでございますけれども、平成25年度の決算書には載ります。その後、不納欠損という形で決算書にはもう一切載らないということになるかと思います。
今後の大阪府の取り扱いということですけれども、今現在、大阪府の担当課のほうで、残りの15市町村に対してヒアリングを行っております。各市町村の進捗状況を見て、一応9月で大阪府議会に上程されて、大阪府でも債権放棄となるという見込みではございますけれども、15市町村の進捗は、泉南市のほうでも私どものほうでも把握しておりませんので、若干聞くところによりますと、まだおくれているところもあるということでございますので、もしかすると26年度の最終の府議会に上程される可能性もございますけれども、一応現在のところでは、今までどおりのスケジュールで進んでいるというふうに聞いております。
以上でございます。

○中尾委員 ですから、9月議会で全て大阪府として取りまとめできないということであれば、あと例えば一応権利放棄されるんですけれども、ないとは思いますけれども、後々またわずかでもその残った分を返しに来られるような方の取り扱いというのは、どういうふうになるんでしょうか。

○中江生活福祉課長 泉南市におきましては、535件につく現在把握しております債権につきまして、439件が時効の援用ということで、債務者による時効の援用により消滅しております。残りの96件につきまして債権放棄ということで議決をいただきましたら、民法上の免除という形になりまして、同じく債権のほうが消滅するということになりまして、その後につきましては、返済に来られても受け取る理由がないというふうに市のほうではなるという形でございます。
以上です。

○堀口委員長 ほかに。

○松本委員 今回、最終処理をされるということでこれを提案されたということですから、ちょっと改めて聞かせておいてほしいんですけれども、同和更生資金の貸し付けの状況というのは、全体ではどのくらいの額があったのか。それから、今まで返還をされた額は20%ぐらいと聞いているんですけれども、返還された額は幾らだったのか。それから、肩がわりしていろいろ問題になって、百条調査委員会も開かれましたけれども、その額も幾らだったのか。
それから、大阪府と泉南市の資金を出し合ってできた基金だということで、この基金を貸し付けたり返済してもらったりしながらできた状況、基金を貸し付けてきた状況だったので、実際大阪府と泉南市が出した額とか、それから大阪府に返還をするべき額、そういうものを聞かせてもらいたいなと思います。

○薮内健康福祉部長兼福祉事務所長 まず、全体の貸付金でございますけれども、これは府・市がございますが、合計で6,250万円という額でございます。
今までの返還金でございますけれども、1,288万3,300円という額が返還されております。
あと、肩がわりした額ということでございますが、これは約なんですけれども、225万円という額をお聞きしております。
また、返還すべき額でございますが、これは大阪府に返還すべき額につきましては3,294万7,000円という額になっております。
私のほうからは以上です。(松本雪美君「府と市との基金」と呼ぶ)
府と市の返還された額でよろしいでしょうか。(松本雪美君「じゃなくて、もともと出した基金」と呼ぶ)
出資額。失礼しました。
出資額ですね。府が4,150万円でございます。市が2,100万円でございます。

○松本委員 百条調査委員会では、7人の方が証人喚問に立たれたというようなことがありまして、肩がわりしたという返済金についてもすごい問題になって、本当に大変なところをくぐり抜けてきたこの制度ですけれども、大阪府に返済すべき額は、結局4,150万円の資金を出して、そのうち3,294万7,000円の返済すべき額ということで、府から要請されている額やというふうに理解していいんですよね。
ところが、実際はその回収ができなくて、援用措置をされて、先ほどおっしゃっていたように、439件と96件の――以前、1回目は439件で、あと96件今回追加すると、そういうふうに全体を見たときには見えますが、実際、私は今度の96件のこの部分だけ見てみましても、例えば1円も返していない人ということで、この96件の中にも貸付金が15万円だったら、償還残高は15万円になっているとか、10万円が10万円、30万が30万と、1円も返していない人がかなりの数でいてますから、そういうことが何で起こったのかと、今さらながらに思うんですけれども、当然そういう本人死亡であったとしても、相続人がなくても貸し付けるときには連帯保証人というのがいてたはずやから、その連帯保証人のところが何一つ保証人としての役割を果たすこともしていないのかどうか。
これは、全部96件の方たち全てにわたってもそうですけれども、この1円も払っていない人だけじゃなくて、全てにわたってもそうですけれども、そういう連帯保証人の人たちに対する責任を今回はとってきたのかどうか、それも聞かせてほしいなと思うのと、もう1つは、職権削除と書かれているのが1つありましたよね、職権削除。これは何なのか。
その3点聞かせてください。

○中脇健康福祉部参事 まず、連帯保証人に対する対応ということでございます。これは本会議場でも御答弁させていただきましたが、今回債権について、それを回収するという目的でさまざまな手続を踏んだわけではございませんで、あくまで債権を時効の援用をしていただく、あるいはそれがどうしてもできないものについては、今回議案に債権の放棄ということで上げさせていただくということでスタートをさせていただきました。
実際、御本人が時効の援用をされますと、連帯保証人は全く関係がないといいますか、要は影響が及ばないということもございますので、あくまで時効についてはそういう方向で進めてきたということでございます。
それから、やはり事務的な問題がまずございました。1人について2人ずつ連帯保証人が実はいらっしゃいまして、昨年12月ぐらいからことし3月ぐらい、目いっぱい戸籍調査等の要は相続人とかあるいは転出された方の後追いの件がございます。
そういったことをこなしてきたわけでございまして、それがあと要は3倍になるということでございますので、やはり事務的には6月議会という一定のめどになりますと、ちょっと困難であるということもございましたので、連帯保証人ではなくて、まずは本人ということで対応をしてきたところでございます。
それから、職権消除でございますが、これは実は何が原因でかは、今現在ではもうわからない状態でございます。当時、例えば税の調査とか、あるいは他の何かの調査のときに、本人のところにもうそういう所在していない、あるいは住民票は残っているんですが、所在の行方がわからないということで、市民課のほうで職権で住民票を抹消しているということでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

○堀口委員長 松本委員、3回目。

○松本委員 もう一つちょっと答えてもらえていなかったので、後で答えてください。
1円も返していないという人がいるというのが、これを見たらわかるわけですよね。一番新しいのは昭和63年ですわ。一番新しい、その1円も返していない人でね。この書類の中ででも、一番新しい人たちは63年ですわ、どれを見てもね。40年から始まっていますからね、この制度ができたのが40年でしょう。最終もう閉鎖されたのが、条例廃止して閉鎖したのが平成5年ですから、その間に借りた人たちの中で、昭和63年に借りた人が一番新しいんです。
このような状況というのは、今のお話を聞かせてもらえたら、全く返す意思がなかったのか、もうそんなん関係なく、貸し下されで貸してあげてきたのか、実際貸し付けたら返してもらうのは当たり前ということで全て処理されているのに、それが返してもらう形での行為が、返済してもらう行為、集金に行ったりとか、返済していなかったら督促状を送るとか、そういう行為を全くしていなかったというふうに見えるんですけれども、市の公共事業ですよね、これも低所得者の人たちに、特に同和更生貸付金やから同和地域の人たちだけに貸し付けられたお金ですね。
それで、もともと貸し付けの行為というのは、部落解放同盟が窓口になっていたという、そんな状況の中での貸し付け制度やったですから、それを市が責任持って、この金品の貸し借り、返済状況、そういうものをきちっと確認もしていたら、こんなひどいことにはなっていないだろうと思うんですけれども、わかっていてもしなかったのか、そういう行為が全くされていない状況に、一般市民としたら納得できない状況がここにあるわけですよ。
だから、その辺、市民の人たちにやっぱりきちっとそういうことがわかるような行為を市はせんとあかんと思うんやけれども、実際にしていたのか、していなかったのか。返済してほしい、してもらう行為ですね。督促状を出したりとか、そんなことをしていなかったのかどうかも、ここで聞かせてほしいですわ。
さっきの1円も返していなかった人の状況と、それから督促状も出されたのか、出されていなかったのかということ。

○堀口委員長 松本委員、簡潔に整理して質問してください。

○松本委員 もういっぱいしたいことあるからね、3回では済めへんから困るわけ。
そういう制度そのものにいろんな問題を抱えて、市が責任を十分果たさなかった。部落解放同盟が窓口になって全てのことをやっていたんですから、市民から見てこれが当たり前と、当たり前に認めることはできない状況がここにあるわけやから、私はこの所在不明の人も含めてやけれども、督促を出されて、きちっとそういう所在不明ということを書くまでもなく、それまでの期間に返済をしてもらえる行為をなぜしなかったのかということが、最後までやっぱり市民から問われると思うので、その辺のところを聞かせてください。
ちょっとややこしいけれども、3点言うたかな、4点言うたかな。とりあえず答えてください。

○中脇健康福祉部参事 まず1点目ですか、全額返済をされていないという、確かにこれは事実、そういう方は何件かいらっしゃいます。これは他の債権でもそういう例はないことはないのかなということでございますので、どういう状況であったかということは、我々今の段階ではもうわからないということでございます。
それから、事務的に手続に不備があったんじゃないかということでございます。結果的にやはりこれだけの債権が残ったということでございますので、決して適正に全て完璧にできたということではなかろう。ただ、その当時もやはりそれなりの努力はされたんだろうというふうには思っております。
市としても、百条委員会が終了した後に、本会議場でも前向井市長のほうからもおわびをさせていただいております。やはり事務的なこと、それから職員が肩がわりしたといいますか、そういったことを大変遺憾であるということで、そういうおわびもさせていただいておりますので、それは議会の皆様にも、あるいは市民の皆様にも一定けじめはつけさせていただいたんじゃないかなというふうに思っております。
以上でございます。

○堀口委員長 ほかに。

○成田委員 これは、特別委員会で一定の結論が出たんですけれども、1点聞きたいんですけれども、未回収金が最終的にこれで全部時効援用と債権放棄で5,174万6,011円ということなんですけれども、特別委員会のときに議論された未回収金額5,380万円のうち321万円が減って、これはその後の16年以後に支払われた金額はあるんですか。
今回これで全部時効援用と債権放棄で全てゼロにするんですけれども、特別委員会以後、回収された金はあるんですか。それを1点お伺いしたいと思います。そういうお金があったのか。

○中江生活福祉課長 平成23年度に110万3,965円の償還金がございました。
以上です。

○成田委員 これが最後ということですか。でも僕はちょっとこれは聞いたんだけれども、本人が払ったんじゃなくて、これは聞いた話でわからないんですが、団体が立てかえて、何かそういう話をちらっとうわさで聞いた。
これはもちろん113万円というのは、本人がきちっと利息を含んで立てかえたという、そういう証書をきちっと確認をしたんですか。

○中脇健康福祉部参事 平成23年度にこれは一括で返していただいたわけではございませんで、それぞれ個人の方から順次返済をいただいたと。これは実は10件時効の未到来の分がございまして、その分について従前から何とか返済をお願いしたいということで申し出をさせていただいておりました。
そういった中で、お1人は相続人でございまして、この方についてはちょっとそういう御了解というのはいただけなかったんですが、他の9名については御返済をしていただいたというものでございます。

○成田委員 そうすると、そういうことはなかったということですね。後でまたこの問題が出てきたら、時効援用から債権放棄でもう全てこれでゼロにするんですけれども、そういうややこしいことが出てきたら大変ですよ、また。それを1つ確認。僕はそういうことが出てきたら大変ではないかということを1つ確認したい。
もう1つは、この特別委員会で確認されたことがあるんですけれども、これが着実に市としてやられてきたことかということについて、1つお伺いしたいと思います。特別委員会の報告書25ページには、可能な限り回収に努めて、適切な会計処理を行うように市に強く要望し、処理経過について報告を求めると。これがされたのか。
それから、職員において、本事件について立てかえを行った事実はないか調査を行うこと。退職した職員についても、この事実について真実を述べてもらうよう継続して調査を行いたい。これは市に要求しておるんですよ、全部。
それから、当時府会議員であった人に対しては、議員の寄附行為に抵触する可能性があるので、これはないかということを調査したのか。
以上のことについて検証を行い、不適切な行為について適切な措置を求める。
隠蔽体質について問題であり、市長において責任の所在を明らかにし、あわせて体質の改善に取り組むよう強く望むものである。
この4点を特別委員会が市に要望しておるんですけれども、この4点について特別委員会以後、きちっとやられたのか、それをお伺いしたいと思います。

○中脇健康福祉部参事 4点目がちょっとわからないです。

○成田委員 4点は、隠蔽体質について問題であり、市長において責任の所在を明らかにし、あわせて体質の改善に取り組むよう強く望むものであると、これは結論ですわ、最後の。

○中脇健康福祉部参事 まず、会計処理については、今回、先ほどもちょっと申しましたように、平成23年度にはとにかく時効の未到来分については回収させていただいたというものでございます。
その後、やはり時効分につきましては、もう10年と言わずかなりの期間を経過しているということもございますので、今回時効の援用のそういう調査もさせていただいて、それがどうしてもできない部分につきまして、権利の放棄をお願いしているところでございます。
それから、職員の調査でございますが、その当時現職の職員、管理職でございますが、これについては調査をさせていただいて、そのような事実はないということでございました。
ただ、退職された方については、なかなか調査しにくいという状況もございましたが、一部につきましては、聞き取りもさせていただいた上で、やはりそういうような事実はないというものでございますので、御理解のほうをお願いしたいと思います。
それから、元府議の件でございますが、これについては、以前ちょっと議会の中でも御答弁させていただいたかと思うんですが、府議については、連帯保証人として当時支部のほうにかかわっておられましたので、かなりのお名前が上がってございましたので、連帯保証人として返還をいただいたというふうに我々は理解をしております。
それから、隠蔽体質といいますか、そういった点につきましては、先ほど申しましたように、百条委員会終了後、前向井市長のほうからも議会の本会議場でおわびもさせていただいて、一定けじめをつけさせていただいた。また、広報でもおわびの文章を載せさせていただいたというものでございますので、よろしくお願いしたいと思います。

○成田委員 そうすると、ここに第1番目に処理経過について報告を求めるということは、結局これは時効援用と債権放棄、こういうことをきょう報告したことが処理経過と。
さっき松本さんが言うたように30万円、僕も調べたんだけれども、今度のいわゆる最終的な債権放棄のうち、311万円程度かな、一銭も払っていない人。1,300万のうち、311万円は一銭も返していないと。全く返していないというんですが、これはここに所在不明とか押さえる財産がないと。当初そんな大きな金額を貸すんですから、こんな曖昧な理由で市民の税金をチャラにすることは、僕はちょっと処理経過については不十分ではないかと思います。それが1点。
それから、退職した職員については調べがつかないと。こんな税金を無駄遣いした、こういう犯罪に近いと言われておるんですけれども……(河部 優君「議事進行」と呼ぶ)

○河部委員 本議案は、96件、総額で1,038万9,141円の権利について放棄をするという議案ですので、それ以外の質疑については、これまでも百条調査委員会であるとか、さまざまな委員会において議論をされておりますので、それに絞って質疑をやっていただきたいということをお願いします。

○堀口委員長 河部委員の議事進行を認めます。成田委員、経過についてはもう……

○成田委員 私は、だからいわゆる同和更生特別委員会以後、この委員会の報告書から、今回最終的になりますので、それに対して委員会からここにきっちりとこういうことをしなさいということがあるから、最終的にこういうふうになるんだったら、そういうことをしておるかどうかということについて僕は質問しておるんです。
当然、最終的な結論を出す、結末が出てくるときについては、市が最終的にどういうことをしたかということについて、特別委員会で言うたことをきちっとやっておるかどうかを確認しただけであります。

○河部委員 そういうものは、今後一般質問でまたやっていただいたらと思います。(成田政彦君「いや、関係ない。もうこれで終わるんや。これで終わるんだから、ここできっちり隠蔽体質について……」と呼ぶ)

○堀口委員長 成田委員、勝手にやめてください。

○成田委員 私は、市として――僕はこれ質問しておるねん。この問題について特別委員会が指摘した問題について、市として特別の体制を持って検証、反省をちゃんとしたのかと。そういう自浄能力を今日においてしたのかと、これを一番問題にしておるんですわ。あわせて体質の改善に取り組むよう強く望むものであると。報告しましたか。市として特別の検証体制をもって、市議会にちゃんと報告したのかと。
向井市長が頭を下げただけで終わったんです。それでは特別委員会の報告になっていませんので、改善に取り組む、検証と書いてあるんですわ、ここに。そういうことはありましたか、これ以後、この特別委員会が終わった後。検証、それから体質の改善についてちゃんときちっと、特別に体制をとって議会に報告しましたか。もうそれでいいです。あったかないのか、そういうこと。謝っただけやろう、市長。

○堀口委員長 答弁。以後、議会に報告があったのかという質問です。

○中脇健康福祉部参事 特別にそういう機会をもって報告したということではないかというふうに思いますが、一般質問等で御質問があったときに、そのときの状況については御報告をさせていただいているというふうに認識をしております。

○堀口委員長 ほかに。――――以上で本件に対する質疑を終結いたします。
これより討論を行います。討論はありませんか。

○成田委員 本会議できちっとした討論をしますけれども、今回の問題としては、市として特別の体制をもって、この問題の検証、反省については、きちっとやられていない。自浄能力も私は期待したんですけれども、今日に当たってもきちっとした報告がされていないということで、私はこれに反対します。日本共産党として反対しますやな、これは。

○堀口委員長 ほかに。――――以上で本件に対する討論を終結いたします。
これより議案第9号を採決いたします。
お諮りいたします。本案は、原案のとおり可決することに賛成の委員の起立を求めます。
〔賛成者起立〕

○堀口委員長 起立多数であります。よって議案第9号は、原案のとおり可決されました。
次に、本委員会の閉会中の継続調査の申し出についてお諮りいたします。
お諮りいたします。本委員会の所管事項につきましては、調査研究のため、引き続き閉会中の継続調査の申し出を行いたいと思います。
これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」の声あり〕

○堀口委員長 御異議なしと認めます。よって、議長に対し、閉会中の継続調査の申し出を行うことに決定いたしました。
なお、閉会中において調査を行う事件につきましては、委員長に御一任をいただきたいと思います。
以上で本日予定しておりました議案審議につきましては、全て終了いたしました。
委員各位におかれましては、長時間にわたる慎重な審議をいただきましてまことにありがとうございました。
なお、本会議における委員長の報告につきましては、私に御一任をいただきますようお願いを申し上げます。
これをもちまして、厚生文教常任委員会を閉会いたします。
午前10時50分 閉会
(了)

 
委員長署名

厚生文教常任委員会委員長

堀 口 武 視

最終更新日:2015年1月27日

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