空港等まちづくり対策特別委員会(平成26年4月25日)本文空港等まちづくり対策特別委員会(平成26年4月25日)本文

午前10時 開会

○南委員長 おはようございます。委員各位におかれましては、お忙しい中、御参集を賜りましてありがとうございます。
ただいまから空港等まちづくり対策特別委員会を開会いたします。
直ちに本日の会議を開きます。
本日の案件につきましては、御案内のとおり、「日本におけるインバウンドの現状と泉州地域の観光振興について」として、近畿日本ツーリスト株式会社関西営業本部販売部地域誘客事業課の中澤孝行さんとピーチアビエーション株式会社営業本部営業渉外部・田中美晴さんをお招きし、研修会を開催させていただきます。委員各位におかれましては、本日はよろしくお願いを申し上げます。
なお、本日の資料につきましては、既に資料をお手元に配付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。
それでは、これより研修会を始めたいと思いますが、準備が整うまでの間、この場で暫時休憩をいたします。
なお、昨日ピーチの欠航云々という報道がございました。後ほど質疑応答もありますけれども、その件については、本件とは関連ございませんので、皆さんにおかれましてはよろしくお願いいたします。
午前10時02分 休憩
午前10時04分 再開

○南委員長 休憩前に引き続き会議を開きます。
お待たせいたしました。これより研修会を始めさせていただきます。
近畿日本ツーリスト株式会社・中澤孝行さん並びにピーチアビエーション・田中美晴さんにおかれましては、本日はお忙しい中、本委員会の研修会の講師としてお越しいただき、まことにありがとうございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。
それでは、お待たせいたしました。これよりまず初めに、中澤孝行さんより、映像を使い御講義をいただきます。
続いて、田中美晴さんの御講演の後、質疑応答の時間を予定しております。
それでは、まず中澤さん、よろしくお願いいたします。

○中澤講師 それでは、改めまして、おはようございます。このたびは、大変貴重なお時間をいただきまして、厚く御礼を申し上げます。
本日は、訪日旅行の現状というふうな形でお話をさせていただくわけですが、私ども旅行社でございますので、旅行社の立場から今進めております事業の部分、インバウンド・訪日誘客の角度からのお話でございます。お聞きをいただけたらなというふうに思っております。
当セミナーの内容につきましては、先般、泉州観光プロモーション推進協議会さんで、この泉州地域の一般の方々向けにインバウンドというのはどういうものだというところの部分を含めて、インバウンドの理解を進めていただくというような形の、どっちかというとわかりやすいような内容で進めさせていただいております。皆様方もよく勉強されている中で、少し物足りない点があるかもしれませんが、少しお聞きをいただければなというふうに思いますので、どうかよろしくお願いいたします。
それでは、スライドを使いましてお話のほうを進めさせていただきたいと思います。
話の流れとしましては、日本におけるインバウンドということで、私たち旅行社で、私は今、国際関係の仕事をさせていただいておりますけれども、全体に日本がインバウンドに関して今どういう方向で向かっているのかというところを、私が調べた限りのことでございますけれども、その方向性で、関西のインバウンド事情はどうなのか、そして泉州地域のインバウンド事情はどうなのかというような形でお話を進めてまいりたいと思います。
まずは、自己紹介でございます。私は今現在、近畿日本ツーリストの関西営業本部の地域誘客事業チームに所属をしております中澤と申します。経歴として書きました。平成7年に近畿日本ツーリストに入社をいたしまして、福知山――京都の北部でございます。そちらのほうで一般、海外、教育、何ぞやという話なんですが、一般というのは各企業さんの職場旅行であったりインセンティブツアーであったり、そして海外というのは海外旅行のことですね。日本から出ていくアウトバウンドの仕事、職場旅行が主でしたけれども、お客様と一緒に世界各地へ行きました。あと、教育というのは、小学校、中学校、高等学校、そして支援学校関係の教育旅行も全てやってまいりました。
13年間、そういった形であちこち、いろんな角度から旅行の部分を実際に現場としてやってまいりました。その部分を受けて、大阪に出てまいりまして関西イベントコンベンション支店というところにおりまして、そこで国際学会、学術会議関係、何をしたかといいますと、旅行社の領域でいくと宿泊のお手伝い、あとはエントリーのお手伝いですね。あと演題登録なんか、ちょっと難しい部分の登録システムの開発なんかもやりました。インセンティブ、あと大会、全国大会関係ですね、そういったものの扱い、これも宿泊とか輸送が私たちの仕事の領域です。
それでインバウンド、VJと書いてあるのはビジット・ジャパンです。主に近畿運輸局さんから公示されますプロポーザル案件ですね。関西2府5県に徳島、鳥取、大分を加えた2府8県分の海外プロモーション、その辺の仕事をさせてもらいました。
そして、マラソン海外誘客ということで、今大阪府でありましたら大阪マラソンへ先般からおつき合いをさせていただいております。泉州国際市民マラソン、あとは神戸、京都、福知山、奈良、今度新しく世界遺産の姫路城マラソンもありますけれども、それの海外誘客の担当を私がさせていただいております。ということで、25年専門特化ということで今の地域誘客事業チームにいるというふうな形の経歴でございます。
そういった私からの説明でありますけれども、それでは日本のインバウンド事情についてということでお話を進めてまいります。
もう委員の方も御承知のとおりでございますけれども、昨年の訪日外国人客数は、過去最高の1,036万4,000人ということで、日本としては悲願の1,000万人突破というのを達成いたしました。
これの大きな要因としては、実は後からスライドで出てきますけれども、今までどんなに頑張っても860万人ぐらいがもう目いっぱいだというふうな現状がございます。
何で超えたのというところなんですけれども、これは大きな幾つかの要因があるんですけれども、昨年円高関係が是正されたというところが1つあります。あと大きなところにおきましては、昨年のビザの緩和ですね。マレーシアとタイの地域のビザ緩和が進んだというところで、一気に1,000万を超えたと。
1,000万人を超える、超えると言ってなかなか超えなかって、最後ビザ緩和で一気にのし上げたという部分もあるのかなというように思いますけれども、そんなことで1,000万を超えたというところです。
その1,000万人、すぐに達成したのかというと、そうではありません。私、今ビジット・ジャパンの担当をさせていただいて、昨日も運輸局さんに地方連携事業ということで、いろんな企画書を提出してきたわけですけれども、これは平成15年4月からこのビジット・ジャパン・キャンペーンというのが開始されました。
いよいよ日本も世界に打って出ようじゃないかというような話で進んだのが15年、これは小泉内閣のときだったと思います。そこから一気に18年、20年、観光庁設置、これも大きなことだと思います。それで22年、いろいろありまして15年から22年にずっとかけて徐々にプロモーションを始めていったわけであります。
23年、東日本大震災がございまして、一気にお客さんが減りました。これは後で資料も出てまいります。その後何とか復活をさせようじゃないかということで、改めて日本のプロモーションをかけて、25年12月に悲願の1,000万人達成ということであります。ちなみに、ことしは2,000万人ということで言われています。
ちょっとポインターを使います。徐々に過去から伸びていっているわけですけれども、このビジット・ジャパン・キャンペーンが始まったところから一気にぐっと伸びていっているわけです。1回ここで落ちていますけれども、860万人というのが過去最高であったわけであります。
これは同じ表でありますけれども、キャンペーンで520万人から一気に800万人まで来ました。新型インフルエンザの事象があって、その後、東日本大震災で落ちて、でもすぐまた戻っているんですね。それで2013年には1,036万人。
この表を見てわかることは、やっぱりプロモーションをしていかないとお客さんは伸びてこなかったんですね。プロモーションをし始めてから10何年かけてようやくここまで来たという現状がありますので、お客さんを誘客するということに関しては、やっぱり時間がかかるんだなと。相当の時間がかかるし、海外においては相当の知名度、認知度を上げていかないとお客さんは来ないという現状があります。もうかなりのお金をつぎ込んで、実際に日本へのプロモーションというのを過去やってこられて、ようやく今1,000万人だということであります。
1,000万人がどこの地域から来ているのかという表です。これもJNTOさんの表を使っています。ちょっと細かくて見にくいんですが、上から韓国、中国、台湾、香港とあります。もうこの地域の方々がほとんどです。後でグラフが出ますが、あとタイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、ベトナムとASEAN地域の方々。東アジアと東南アジアの方々で6割ぐらいを占めているというふうな状況です。
ほかの欧米関係の方々も来られているんですけれども、全然アジアの方にはかなわないぐらいの数字になっている。これがその表ですね。全体の65%と書きました。2012年と2013年のグラフですね。836万人、訪日の方ですよ。ちょっと見にくいですが、これは韓国、ここは中国、台湾、香港と、東アジアで64.8%来られている。東南アジアの地域、ASEAN地域、ベトナム、フィリピン、インドネシア、マレーシア、シンガポール、タイで9.3%、あと北米があって、欧州があって、その他という、そんな形です。
1,000万人になりました。これも変わらずです。今度は東アジアで64.8%が64.9%にふえました。さらに伸びているところはここです。東南アジアが、9.3%が11.1%になっている。逆に北米は、10.2%から9.2%と減っているんですね。欧州も5.5%から5.1%というふうな形です。だから、全体の65%が東南アジアのお客さんで、今、日本の部分は進んでいるというふうなことであります。
ここで東南アジアがふえているわけですね。やっぱり如実に出ています。これは先ほど申し上げたビザ緩和のところで、今まで日本国政府は、ビザの発給には本当に厳しくて、なかなか許可をしなかったんですね。やっぱり日本は豊かな国だというところで、ちょっと言い方に語弊がありますけれども、日本国に入国されてからどこかへ行っていなくなってしまわれる方、不法滞在の方が多かったわけで、そういった部分を減らすというところにおいては、ある程度所得のある方に限りビザを発給していたわけです。そこを少し中所得者レベルまで落とし込むような形で観光ビザ緩和みたいな形で図っていって、一気に伸びたということであります。
1,000万人を超えた日本のその現状でありますけれども、世界各地から見た日本の訪日客数、これもよくごらんになられたことがあるかと思いますけれども、どこの辺のレベルにいるんだろうか。ちょっと伸びたと思いますけれども、これは830万人のときの資料で、日本は世界から見て33位なんですね。一番トップは、もう御承知のとおりフランスであります。フランス、アメリカ、中国、スペイン、イタリア、トルコ、ドイツ、イギリス、ロシア、そしてマレーシア、オーストラリア、香港とずっと続いてきて、日本ですよと。
お隣の国、韓国はどうですかといったら、10個ぐらい上のところにいます。日本のインバウンドというのは、まだまだ非常に立ちおくれているということであります。フランスは1位ですね。これだけの方々が来られている。日本の何倍以上でしょう。
ということは、翻って言うと、日本に来ていただくお客さんというのは、まだまだ来られていない方が多いというところであります。もちろんリピーターの方もあろうかと思いますけれども、日本は非常に魅力の詰まった国でございまして、リピーターの方、また来たい方、まだビザの許可がおりないから来られない方がたくさんいらっしゃるんですね。
だから、今、日本国が進めようとしているビザ緩和施策の部分ですね、これも非常に難しいとは思うんですけれども、ちょっとずつ緩和をしていくことによって、爆発的にふえる要素というのはあるわけです。だからこそ今、こうやって海外誘客の部分をしっかりと各地域の方々、関係される方々は取り組まれるべきでないかなというふうに思います。
後で出てきますけれども、やっぱりオリンピック等スポーツ関係、スポーツツーリズム、その辺の部分でも、やはりどこの自治体さんも含めて海外に目を向けつつありますから、今手を打たないと乗りおくれるんじゃないかなというふうに思います。私たち旅行社もそうです。こういったものが取り組めますよということで、今セールスをさせていただいているところであります。
文字で落とし込みました。今申し上げたことも含まれます。全世界の海外旅行者、その国から出ていかれる方々は、10億人いらっしゃるそうです。世界人口は約71億人ということで、これもちょっとネットで調べましたけれども、日本人の海外渡航者数というのは1,800万人いるわけです。来られる方は1,000万人ちょっとで、出て行かれる方は1,800万人、赤字なんですね。その辺のところ2,000万人になるとどうなるかというところであります。
ここです。韓国では訪韓旅行者が右肩上がりですよと。2012年、日本よりも1年先に1,100万人を突破しているわけですね。
何が違うか。ここです。日本では7月1日からASEAN地域、タイ、マレーシアというふうに申し上げました。ビザの要件を緩和したわけです。日本国の観光ビザ免除国というのは、64カ国緩和しています。お隣の国、韓国ではもう既に110カ国の国と地域に緩和を図っているんだという現状もあります。
だから、韓国の観光公社さん、旅行社でいろんなお話をするわけですけれども、やっぱりセールスがうまいです。ここというところについては、もうお金をその部分に集中して投下して、プロモーションをかけられます。その辺、非常に先を見た戦略をされているなと思います。
私は、日本の中身は、ちょっとほかの先端のことはわからないんですけれども、実際に私たち末端社員でも韓国観光公社さんのプロモーションってうまいなと感じるぐらいですから、よほどその辺のところをしっかりと考えて施策としてやっておられるのかなというふうに感じます。すごいです。
ただ、一部ではやっぱり110カ国というところで、ある程度緩和したことによって、不法滞在の方がふえたという情報もちらほら耳にします。ですから、このビザ緩和というのは非常に難しいのかなということで、政府のほうもいろいろ考えてやっておられるのかなというふうに感じます。
あと、中国なんですけれども、中国については今尖閣関係の問題等々でなかなかお客さんが少ない、少ないと言われています。ですけれども、これもホームページで出ていますが、4月23日のプレスリリースで、3月の前年同月比で中国の個人客、FITのお客さん、団体客はかなり伸びているという報告がなされております。実は来られているんですね。
だから、尖閣で来ていないよとか、そんなことはないんですね。以前ほどではないです。心斎橋を歩いていると、もうほとんどが中国のお客様とか、銀座を歩いていると中国のバスであふれかえっていたときとは少し様相が違いますけれども、徐々に回復してきている。
ということは、私たち何をしないといけないかというと、中国の方が一気にこの先戻ってくることは、まず間違いなくあると思いますので、来られるまでに受け入れ環境の整備をしておくことが必要なんじゃないかなと思います。
関西空港なんかに行きますと、簡体字の表示というのはきちっとなされているわけで、それ以外の地域、私たちの住んでいる地域についても、やっぱり中国のお客さんはビッグマーケットでありますので、受け入れ環境の整備を今やっておかないと、来る復活のときに対応し切れない。ほかの地域にお客さんが逃げてしまうのかなというふうに感じています。徐々にふえています。
あと、私、日中友好協会さんの大阪の事務所にも出入りをさせていただいているんですけれども、実はこの5月に本当はその記念の会議等を大阪でやられるというふうなことで伺っていました。ただ、安倍総理の某神社への参拝がありまして中止になって延期になったんですけれども、次に9月に予定されております。
そこの中で話を聞くと、やっぱり政府関係者の人は、日本を目的として渡航することはまだ禁止されているというふうに聞きました。どこか第三国に行かれた後、日本に立ち寄って帰るというふうな形の旅行の部分では認めるよみたいなことで、なかなかまだまだ出にくい状態であるということは、友好協会さんの役員の方から伺いました。そんな状況であるそうです。ただ、民間の方は来られているという状況があることをちょっとお伝えしておきます。そんな状況ですよと。
もう1つ、先ほどの4月23日のプレスリリースの部分でつけ加えますと、3月については前年同月比105万1,000人ということで、22.6%アップみたいなことで書いてありました。その主な要因としては、やっぱりビザ緩和の分と、中国のお客さんがふえたというのは、クルーズの寄港があったというふうなことで書いてありました。
ふえている国は、中国、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ベトナム、そしてインド、フランス、ロシアというところの国と地域が過去最高を伸ばしたというふうな形で、やっぱりアジアが多いんですね。ということで書いてございました。ベトナムも伸びていると言っていました。
ちなみに、ベトナムは去年、日越40周年ということで、友好関係の部分で日本の露出が去年非常に多かったんですね。その分も含めて、日本に来られる方がやっぱりことし多くなっているという現状があります。
話を変えます。今度は具体的なプロモーションということで、実際にやってこられた事業のところ、私が携わっているビジット・ジャパンという事業についてちょっと御説明をしたいと思います。
重点市場というのは、やっぱりターゲット国はきちっと決めて動かれていたわけです。韓国、台湾、中国、アメリカ、香港、イギリス、フランス、ドイツとずっと続くわけですけれども、やっぱりタイ、マレーシア、インドネシアを含めてアジア系が中心であります。
平成15年のビジット・ジャパンが始まってから今まで何をやってきたか。大きくここに書かれたとおりなんですね。1つは現地旅行社向け事業ということで、海外旅行の訪日旅行を扱うエージェントさんたちを日本国内に日本のお金で呼び込んで視察ツアーをする、ファムトリップと言っています。それをやってきました。ファムトリップをして、見ていただいた旅行社さんには、母国に帰っていただいてツアーの販売をお願いする。それに関しての共同広告でお金を出して、全面的に日本向けのツアーを販売してくださいねということをされたということです。
真ん中に「旅行博出展」と書いています。これは、例えば大阪のほうであれば観光局さんなんかは、世界各地で行われている旅行博という大きなイベントがあるわけですけれども、そこに大阪観光局みたいな形でブースを出されて、大阪のプロモーションをされるというような形です。
旅行会社向けの部分については、現地に出向いて行ってプロモーションというか、そこの現地の旅行社の人と実際に会って名刺交換をして情報を渡して、うちへのツアーをしてくださいねというふうな商談会をしたりしています。
もう1つ、旅行博には意味があって、一般消費者向け、B TO Cですね、一般の方々向けに自分たちの地域に来てくださいねというチラシ配りとか、そういった形のものもやる。
それから、実際に呼んできてくれる旅行会社向けにやった部分と、あと個人消費者向けにやった部分という形で、2つの線、柱でやっておられます。
海外広告宣伝、これは旅行社のツアーの補助をしますよと先ほど言いましたけれども、もう1つ、今度は一般の方向けで何が広告になるかといったら、メディアに露出をさせること。国と地域によって何が効果的なプロモーション方法かというのは、それぞれ違うんですけれども、例えばタイでいくと雑誌社に出すほうがいいよ、香港であればほとんどフェイスブックですとかSNS関係で出すほうがいいよとか、それぞれあるんですけれども、そういったものに広告を出すということをやりました。
さらには、メディアの方々を実際に日本のお金で呼び込んできて、実際にその地域を見せて取材をさせて記事を書いてもらう。これもファムトリップですね。だから、エージェント・ファムトリップ、メディア・ファムトリップ、そんな形で今も実際にやっておられます。そんな形でやってきたよということです。
地方連携事業というのは、もうおわかりだと思うんですけれども、国・観光庁、地方運輸局さんと各自治体さんとが50%・50%でお金を出し合って事業をやるということで、ビジット・ジャパン地方連携事業みたいな形で今もされています。
本年に入って、私もずっと携わってやっているんですけれども、近畿運輸局から出るプロポーザルで、今の現状でいきますと、台湾、香港、韓国あたりは成熟市場ということで言われていて、過去からいろんなプロモーション、こういったこと、ファムトリップもやりましたし、広告も出したり、駅にばんと広告を出してみたりとか、いろんなことをやってきたんですね。
今はどちらかというと、ASEAN地域に目が向きつつあります。タイ、マレーシア――タイはもう大分ふえてきています――フィリピン、シンガポール、インドネシア、そういった地域の人たちをファムトリップで呼び込もう、実際に見せていこうということです。
きのうまさにインドネシアの企画を出したんですけれども、インドネシアの旅行会社のホームページ等を見ていると、やっぱりゴールデンルートのコースが多いです。ゴールデンルートは、関西空港から入って東京に抜ける、東海道新幹線が走っているルートですね。富士山を見て帰るよとか、逆に東京から入って関空から抜けるみたいな形のそういったルートがまだ主流なんですね。
そこをいかに近隣地域に呼び込むかというふうな形で、ファムトリップの実施みたいな企画書を先般出したところです。そんな形でやっておられます。それは地域振興財団さんの事業で、関西2府8県ということでやられた分なんですけれども、そんなところで、今、ASEAN地域に目が向きつつあるということをちょっと覚えておいていただくといいと思います。
じゃ、台湾、香港、中国は放っておいていいのかということじゃなくて、そこはまたいろんな手法をかえて、手をかえ品をかえいろんな形でやっています。後で話が出ますけれども、香港なんかは今レンタカーを使ってのプロモーションというのを主流でやっておられます。
また、ちょっと話が変わりますけれども、今そういった企画提案の中に、必ずこの要件を入れてくださいねと言われます。3つのCということです。
何ですか、これ、ということなんですけれども、震災がありました。放射能が漏れて日本は汚染されるということで、日本在住の外国の方は待避された方がたくさんいらっしゃいます。実際には放射能の部分で何が一番怖がられたかというと、食物汚染を非常に怖がっておられたというところで、お客さんが減ったわけですね。
じゃ、日本としては何を売りにしていくのかということで、新たに考えられたのがこれなんですね。日本を旅行することでしか得られない価値ということで、3つのC、日本人の気質、日本人の作品、日本人の生活と、この3つの切り口で売り込んでいこうということで戦略として言われています。今まさにビジット・ジャパンの事業でも、この3つの要素を含んだ観点から、その地域を紹介しなさいというふうなものが出ています。
これはちょっと細かいんですけれども、3つの気質の1つ目の日本人の気質というところにいくと、シャイだけれども親切、知らない人にも配慮し、人に温かい気質。そういったところを売りにしていこうということです。
次に、日本人が細部までこだわり抜いた作品に出会えるという、たくみのわざみたいなところですね。日本人しかつくり得ない製品とか、そういったものを売り込みにしていこう。さらに、自然ですね。自然と一体化することで生まれた作品とか、こういったものを売りにしていこう。
もう1つ、生活ですね。日本人のふだんの生活にあるちょっとしたことを体験できる。それを売りにしていこう。ちょっとしたことに楽しみやくつろぎを感じられる生活。
ここです。四季や伝統が深く入り込む一方、現代と融合した生活。日本には、もう最先端の都市もあれば山間部もあって、四季折々の景観が見られる地域でもあって、非常に特異まれなる地域だというふうに言われています。もちろん雪も見られるというところであります。その辺のところを売り込みにしていこうということであります。既存の観光地だけじゃなくて、こういった気質ですとか、こういった作品ですとか、四季折々の例えば桜であったりとか、そんなものを売り込んでいこうよというふうな形で今方向性が変わってきているということです。
これは、お隣の岸和田さんなんですけれども、だんじりの映像がディスカバー・スピリッツ・ジャパンという映像の部分でアップされています。これは何ぞやということなんですけれども、やっぱり紙ベースとか、それではなかなか現場の雰囲気が伝わりにくいということで、映像でプロモーションしていこうということで、これはJNTOさんが上げておられるホームページですけれども、多言語化されて何カ国語かちょっと忘れましたけれども、非常に多くの言語に翻訳をされて映像として流されている。たまたま泉州地域でということでぱっと見つけたのに岸和田さんが載っていたというところでありました。こんなんが知らんところでどんどん流されているわけですね。やっぱり映像の力というのはすごいですね。
先ほどもちらっと申し上げましたけれども、これはちょうど12月のときの資料です。ちょっと前の分なんですけれども、JNTOさんは香港にもあって、今、日本国としてどういった戦略で日本に送り込もうかとしているところですが、香港のものをちょっと見つけましたので、ここに挙げました。
こう書いています。旅行会社16社と鉄道旅行やドライブ旅行の促進を目的に、レール・アンド・ドライブをテーマとした広告を実施した。これは去年ですね。旅行会社9社と連携して、フェイスブックを活用した販売促進アプリケーションを作成した。各旅行社のアプリケーションでは訪日旅行商品の紹介とウェブサイトへのリンクを掲載するとともに、訪日旅行に関するクイズの正解者には訪日旅行商品などの景品が当たるといったキャンペーンを実施した。これはやっぱりうまいなと、私からするとやっぱりさすがやなというふうに思います。
とにかく今、香港の方々ってスマホの普及率というのは、もう90何%ぐらいあるわけですね。私もまだガラパゴス携帯で、ガラ携しか持っていないわけですけれども、香港なんかに行きますと、電車に乗ってもほとんど皆スマホでずっと下向いて、日本でも若い人を中心にふえてきましたけれども、ほとんどそこから情報を得ているわけです。
今やもちろん雑誌関係からいろんな観光情報も仕入れたりされますけれども、やっぱり今はネットなんですね。そこをうまく突いて、それに関するアプリケーションを制作しましたよということです。やっぱりうまいですよね。その地域に合ったプロモーションの方法というのを考えている。
これは、和歌山の「たま電車」ですよね。結構人気があるんです。たま駅長、猫を切り口にした部分です。ちょっと考えると動物虐待じゃないかなと思いますけれども、こういう売りをしている部分で当たっている。
実際にレンタカーですね。この間、関西空港のトヨタレンタカーさんとちょっとお知り合いになりまして、いろんなお話をしていますと、今関西空港で借りられるレンタカーでは、日本人よりも外国人のほうが多いという話があります。特に香港のお客さんがどんどん借りて、日本各地を回っているということであります。
香港は、先ほども成熟市場の1つですよということで言いました。平成15年からプロモーションが始まって、ツアーとして最初に狙ったのは、やっぱり香港とか近隣のアジアだったんですけれども、香港関係、団体旅行でどんどん来てね、旅行会社さんに、ファムトリップで要請して、ツアーつくってくださいという戦略をずっとやってこられたわけです。それでどんどん来るようになってきました。
1回ツアーで来ると、関西なんかは各観光地が非常に近いところにありますから、今度は自分たちでラピートとか空港急行に乗って行けるじゃないかということで、個人のお客さんがふえてきた。鉄道で行ける範囲というのはある程度大分回り尽くしたよというところで、じゃ次に行きにくいところはどうやっていくか。レンタカーなんですね。そのレベルまで今来ているんだというところが、香港の現状であるということであります。
香港の方は、本当にたくさんの方がレンタカーを借りて、一番多くは和歌山に行っていると言っていました。白浜方面です。白浜方面に行ったら、その後どこへ抜けるのと言ったら、そこからどう回るのか、三重のほうを回っているのか、ちょっとよくわからないんですけれども、飛騨のほうですね。高山とかあっちのほうに抜けたりとか、はたまたゴールデンルートの富士山のほうに行ったりとか。乗り捨てる先はどこですかと言うたら、そこはちょっと教えてくれなかったんですけれども、そんな形で白浜の温泉なんかに行ったりしています。
だから、今までは鉄道ないしはバス――バスもなかなか使いにくいな。鉄道関係で回っていたところ、回れなかったところ、その辺だったんですけれども、それがレンタカーになって、もうぐっとぐっと訪問先がふえたということであります。
ですから、例えば我々の地域でも何かしら、例えばおいしいスイーツ、和菓子でおいしいのがあるよというのが、例えば香港の方が来られて、仮にスマホで写真を撮ってフェイスブックにぱんとアップしたと。それが我々の地域だ。それが香港の中でばっと拡散して、じゃ、せっかく関空に着いたから、そこへ寄ってスイーツを買って白浜へ行こうよと、そんなこともあり得るわけですね。
だから、何が切り口になるかというのは、わからないです。どんどん情報発信といいますか、そういったものが大切です。いや、うちのところはもう外国人が来えへんから、そんなんええわと言わはる商店の方々もいらっしゃるんですけれども、いや、そうじゃないんですよと。実はあなたのところが切り口になって、我々の地域を活性化させる種になるのかもしれませんよということであります。ちょっと話がそれましたけれども、こういうことです。
あと、訪日旅行商品などの景品が当たるといったキャンペーンを実施しました。アジアの方って、物をもらうと非常に喜ばれるんですよ。うちは自社イベントで、ベトナムでジャパンフェスティバルというのをやっております。なぜベトナムなのというのは、今ASEAN地域ですね、ベトナムが、去年も日越の40周年ということで熱い地域だということで、うちでは自社イベントを立ち上げてフェスティバルをやっているわけですけれども、関西の府県の方も出展をいただきました。
ガラポンをするんですよ、商店街のガラガラ。あれを持っていってチラシもいっぱい配る。皆さん日本に興味があるからいっぱい取っていってくれるんですけれども、それでガラポンをするんです。そうしたら、もう50人ぐらい並ぶんですね、ずっと。各地域のいろんなちょっとしたアメニティーといいますか、ゆるキャラの小さなマスコットであったりとか、もちろん地域のポストカードとか、何でもいいんですよ。何でもいいから、日本のものがもらえるといったら、わあっと並ばれるんですね。
ちょっと話がそれましたけれども、そんな形で何か商品をつけることによって閲覧数がふえるということも考えてやっているわけですね。やっぱりこの辺はさすがやなというふうに、私はこれを見て思いました。そんな戦略で香港は動いているということです。
次に、台湾です。台湾も同じような形であるんですけれども、ここはひとつ芸能人、タレントを使って日本各地を回らせて、それを映像に乗せてプロモーションをする。やっぱり芸能人にはお金がかかりますけれども、効果があるよということであります。こういった手法も使われているということであります。
では、韓国ということでありますけれども、韓国だけは、実はこの間の4月23日のプレスリリースでも、やっぱり前年同月より減っているんですね。韓国だけ減っています。何かなということなんですけれども、実際にはよくわかりませんが、この12月市場動向トピックスでは、放射能汚染、水漏れに関する報道はほぼ見られなくなり、心理的な抵抗感は和らぎつつあるというふうに書いています。
さっきも言いましたが、放射能による食物汚染が進んでいるんじゃないかと、一番心配していたのは韓国のお客様です。なぜか、日本の情報というのは、韓国の方々はいろんなところから収集できる状態にある。NHKさんのことを悪く言ってはあれなんですけれども、今私たち海外旅行に行ってもNHKが絶対に映りますよね、テレビでぱちっとしたら。あれはいいことも悪いことも全部流れているわけですよ。だから、言うたら放射能の含まれた汚染水がどんどん流れていますといったら、私たちからしたら、わあ大変やなと思うんですけれども、同じことを全世界の方々が思っているわけで、いいも悪いもあの辺から情報をとられている。
さらに、韓国の方はネットがすごく進んでいますから、日本の情報というのは、もちろん在日の韓国の方はたくさんいらっしゃるわけで、そういった情報がどんどん流れているわけですね。この辺のところが報道に関して、これはちょっと語弊がありますけれども、過剰報道されているところもあるのかなというふうに私たち旅行社は見ているんですが、その辺がちょっと減ったことによって、そろそろ日本へ行っても大丈夫じゃないかなという流れになりつつあるよということがここに書いてあるということであります。
そうかといって、じゃ実際に空港急行に乗ったら結構韓国のお客さんも乗ってはるんですね。それはメディアで報道されていることよりも、実際に日本に在住されている韓国のお友達から、全然日本大丈夫よということを聞いて来られている方もあるということであります。
実はお隣の国の韓国の方が、今、日本に対して、いろんな政治的な部分もありますけれども、一番怖がっておられるということであります。
じゃ、ちょっと話をかえます。そんな形でプロモーションをやってこられたということであります。
外国人の消費ということであります。
以前、日本人も海外旅行に行ったら、ブランドショップに行ってお土産、ブランドのバッグですとか、買いあさったわけでありますね。今はわざわざ海外へ行かなくても、日本のあちこちで買えるよということで買っているわけです。昔はお酒も買いに行きました。ジョニ黒とか、私もよく添乗に行ったときに買いましたよ。父親の土産やとか言って買って帰りました。今そこの酒屋さんへ行ったら何ぼでも売っている。海外で買うよりも安く買える、そんな状態になったわけです。
ですが、海外の方は違います。とにかく日本の製品は非常にすぐれた商品がある。うそがないというところも含めてですけれども、こういったショッピングを目当てに来られます。やっぱり日本の興味があるところというのは、日本は非常に美しい国だ、食べ物もすごくいいところだ。さらには、やっぱりショッピングというのは絶対に欠かせないんですね。これを抜きにして、訪日旅行の部分は語れないと思います。
これは関西のメガセールということで、こういう施策もされていました。つい先日終わったところですけれども、冬の時期ですね。雪を目当てに来られる外国人の方はいいと思うんですけれども、やっぱり皆さん季節のいいときに旅行したい。桜の時期なんかに旅行したいという中で、お客さんが少ないときに何で売っていくかというところで、ショッピングをコンテンツとして売り込んでいこう、こんなことが動いています。
実は関西が早かったんですよ、こういった取り組みをしたのは。それを見てかどうかわかりません。お手本にされたかわかりませんが、日本国政府の中でも、そういった観点からショッピングをコンテンツとした誘客というのも動かれています。
消費についてです。ちょっと時間がなくなってきました。駆け足でいきますけれども、やっぱりここを見ていただきたいのは、中国のお客さんってやっぱりすごく買い物をされているんですね。次に台湾の方、韓国の方、アメリカの方、香港の方。
これは宿泊の費用とかも全部含まれるので、何ともあれなんですけれども、このアメリカとか遠方の方は宿泊の滞在日数がふえますから、それだけ分、宿泊関係で使っているのが多いのかなと思うんですけれども、やっぱり近隣アジアの方々なんか、もうまさしく買い物でしょうね、これは。間違いないと思います。
宿泊費、飲食費、交通費、買い物代ということです。宿泊と買い物代でもうほぼ6割ぐらい使っている。交通、娯楽サービスでこれだけしか使っていないんですね。飲食費……。
だから、観光地なんかは、本当に余りお金をかけずに回る。どちらかといったら、やっぱり買い物メーンで、おいしいものを食べる飲食メーン。交通費はどうしてもかかります。フリーパスを買ったりとか、その辺の部分。こんなことでお金を使っているよということであるわけです。
また、ちょっと話が変わりますけれども、関西もいろんな地域がありますので、おもしろい結果がありました。これはちょっと前の分で恐縮なんですけれども、今、関西空港に入ってこられる外国のお客さんは、韓国が30%。やっぱり路線が多いということもあろうかと思います。中国の方、台湾の方、香港の方――今香港も台湾も物すごく伸びています。きょうはピーチさんがお越しなんですけれども、ピーチさんが台湾に周航されたり高雄に周航されたり、香港も増便されますし、キャセイさんも増便されます。その辺は非常にふえています。
宿泊のお客さんというのは、大阪府内はやっぱり中国の方、韓国の方、台湾の方、香港の方、とにかくアジアの方が多いよという話です。お隣の京都を見てください。アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、フランス、そして台湾、中国、韓国、香港と。
何が言いたいかといいますと、大阪も京都も隣の地域なんですけれども、やっぱり知名度が違うんですね。京都はやっぱり世界の京都ということで知られているわけですね、欧米の方々に。だから、プロモーションの方法についてもやっぱり国と地域によって趣向が違ったりとか、その辺がありますので、その辺をよく考えた上でやっていかないといけない。大阪についてはアジアのゲートウエイみたいな、関西空港もアジアのゲートウエイ、路線も多いですし、やっぱり目指すべきはまずここなのかなと。
それから以降は欧米関係です。欧米関係を狙うんであれば、例えば京都にはたくさんお越しなわけですから、京都と何かひっついたプラスアルファの部分で売り込んでいくという方策、そんなことも考えられるかなというふうに思います。
また、話が変わりますが、訪日のお客さんは何を困っているのか。これはいつもよく言われる話ですけれども、無料公衆無線LAN環境というところが23.9%、ずば抜けて高いですね。あとはコミュニケーション、これはもう仕方がないですけれども、受け入れ環境の表示とかが整備されれば、もう少し改善されていくのかなとは思います。
とにかく無料公衆無線LAN環境が、日本は著しくおくれています。韓国へ行っても香港へ行っても台湾へ行っても、ほとんど無料で無線LANが飛んでいまして、自由に使える。香港なんか、飛んでいないと怒られますよね。皆さんスマホを持っていたりパソコンを持っていたりというような形で、日本は全然使えないわけですよ。わあ、圏外やわみたいな話で、やっぱり立ちおくれている。この環境整備というのは、こういうインバウンドに携わっている方々はわかっておられて、今整備がどんどん進んでいっているという状況であります。
私、ビジット・ジャパンのファムトリップでお客さんをお呼びしたときに、ホテルの中に無線LANがなかったんですね。有線LANもないホテルにお泊めをしてしまって、最後のアンケートにはぼろかす書かれましたね。何でそんなところへ泊めるんだみたいな話で、そんな勢いなんです。あって当然なんです。そんなところがありますよということを、先般のセミナーでもホテル関係者の方にはお話し申し上げたということです。
うちはロビーで使えますからとおっしゃっても、いや、もうそんなのは全然だめですよということです。お金がかかることなので、なかなか大変なんですけれども、そういうことです。
ここにそれを裏づける情報があるわけですけれども、出発前に得た旅行情報源で役に立ったものということです。これも一部の国と地域だけなんですけれども、個人のブログを見てください。やっぱりインターネットと個人のブログが高いんですね。インターネットで情報収集をしているわけです。私たちも最近、どこかへ遊びに行こうかなといったときに、インターネットを見て情報収集する。これの整備というのは大切やなと思います。
これを見てください。韓国のお客さんは1,014、台湾の方は1,118で、この中ではずば抜けて高いわけです。逆にタイの方は51名しかいらっしゃらない。あと、どこが高いのかなと見ると、その他旅行ガイドブックで108。タイというのは、まだまだ紙ベースの広告が有効じゃないかというふうな見方を私たちはします。なので、タイについては紙ベースで出されたほうがよく見ておられますよと。
実際にタイへ行きますと、本屋さんがちゃんとありまして、そこに旅行関係のコーナーがあって売っていますね。皆さんよく見ておられる。ああ、やっぱりそうなんだなと。
台湾とかはないのかといったら、そうではないんですよ。台湾も誠品書店という紀伊国屋さんみたいな大きな書店があって、旅行コーナーにはわんさか雑誌が置いてある。それも複合的にやっていかないといけない。でも、基本的にはやっぱり個人のブログとかインターネットをごらんになっているということであります。
あと、自国の親戚知人、また日本在住の親族知人の発している内容、情報を正しい情報として受けとめて来られているということです。
ですから、私たちの地域の中にも在日していらっしゃるといいますか、お住まいの外国の方もいらっしゃると思うんですね。その方が一言一言フェイスブックなんかでつぶやかれたら、それがもしかするとその出身の国と地域の方でブレークするかもしれないというのが、さっきのスイーツの話です。
日本滞在中に役に立った旅行情報源ということで書いています。やっぱりインターネット、パソコン、スマートフォンというのが圧倒的にどこの国と地域も高いということであります。これがさっきの公衆無線LANが必要だといったところの部分ですね。
フェイスブックの発信、これはうちはクラブツーリズムとCTホールディングスということになりまして、一緒にやっている会社なんですけれども、見てください。19万人の会員がいる。これは外国人の方向けにつくったフェイスブックであります。ようこそジャパンツアーということで、いろんなツアーも販売をしているわけですけれども、19万人の方が「いいね!」を押してくれているということで、すごいでしょう。うちの宣伝です。
ここは、イチゴが載っていたり、五箇山とか白川郷が載っていたり、カニが載っていたり、温泉が載っていたりするわけですけれども、ここをつくっている担当者に話を聞きました。「フェイスブックで「いいね!」が19万人、すごいね」という話の中で、「みんな何を一番見ているの。「いいね!」の率が高いの」と聞くと、やっぱりきれいな写真が載っているのが一番だと言ってました。だから、写真を載せるんやったら、きれいな写真をいっぱい下さいと。コメントなんか余り見ていない。ぱっと見た感じで、電車の中でもこれをずっと見ていて、あっ、これ、きれいな写真やな、ここへ行ってみたいということで、じゃどこなのと。そこから情報収集が始まるわけで、その言うたらノックする部分の1つでフェイスブックを皆使っているわけですね。
こうやって雪の写真とか、五箇山とか、行ってみたいなと、こんなのを見て来るわけです。イチゴ狩りは、わあ、イチゴいいな、食べたいなみたいな話で来るわけですね。
私たちの地域でもフェイスブックを上げていく形になれば、きれいな写真ですね。やっぱりその地域の一番のきれいな写真をいっぱい載せること、コメントはそんなにたくさん要らないと言っていました。それが何枚も続いていると、非常に皆さん、興味深く見ていただくことができるということを言っていました。
これもお隣の市町さんで恐縮なんですけれども、魅力ある日本のお土産コンテストです。お土産、ショッピングというのが日本の旅行の中では1つ重要なポイントだというところで、これも3つのCということを言いました。日本人の作品ですね、海外ではつくれない日本の伝統産業の1つ。
隣の貝塚市さんのつげ串が、これは観光庁さんがやったイベントかな。香港の方が、とにかくこういったものがたくさん売れているよということで賞をもらっておられましたので、ちょっと御紹介ということで入れました。
ちょっと細かい字がいっぱい出てきました。これは観光庁の長官が年頭の挨拶ということで、これもインターネットに公表されている部分なんですけれども、どういった方向性でやっていくのか。私たちは旅行社なので、私たちも戦略を立てる中で情報収集をするわけですけれども、ここはさっき言いました無料公衆無線LANの自主的整備の促進というのが必要です。
ムスリムと書いてありますが、これも今進めています。まだまだこれからですね。昨年のASEAN諸国に引き続き――これはビザのことですよ。今後はそれ以外の国についてもビザ緩和の是非について検討を行ってまいります、と明言されています。
実際にこの6月にまたいろんな方向性を出される中で、今ささやかれているのは、フィリピンとインドネシアとベトナムあたりが、去年のタイ、マレーシアに次いで観光ビザが免除されるんではないかという話があります。でないと、やっぱり1,000万から2,000万と言っても、今までどんなに頑張っても860万だったのがふえないと思うんですけれども、その辺も多分視野に入れておられるのかなと思います。そうしたら、爆発的に関西空港の利用も間違いなく進みますし、日本にお客さんが来られる。
何でそうやってどんどん緩和していくかというと、やっぱりオリンピックを目指して日本をどんどん広げていこうというふうな形の戦略があるのかなというふうに私は考えています。これから2,000万人達成のためには、外国人旅行者に直接触れ合う宿泊、交通、レストランの方々、観光産業に携わる人々、一人一人が率先して受け入れを積極的に意識していきましょうと。これは前回ちょっとセミナーで使った内容なので、同じことを書いていますけれども、皆さんが本当にオールジャパンで迎えていかないと、やっぱりインバウンドの促進は進みませんね、誘客は進みませんねということです。
あと数枚のスライドです。もう少しおつき合いください。
今、国際大会、スポーツツーリズムという観点も非常に話が盛り上がってきています。東京オリンピックを契機としてということですけれども、2020年東京オリンピック、もうあと6年後なんですね。もう6年しかないんです。どれだけ環境整備を整えられるかということです。
今ここだけの話ですけれども、私たちは各自治体さんに旅行社としてどんな営業をしているかというと、事前キャンプの誘致です。オリンピックに、時差のある国から日本に来られていきなり競技をしても、自分の体調管理ができずにいい成績が残らない。そうなると、やっぱり事前キャンプをされるわけですね。これに今、各旅行社が必死になって自治体さんに、お手伝いできますよみたいなことを言って回っている。すみません、ここだけの話にしていただきたいんですが、そういった事前キャンプの誘致というところで、今私らは営業をかけています。
ラグビーのワールドカップも日本で2019年に行われます。今の事前キャンプの話でいくと、2015年、来年に北京で世界陸上が行われます。2007年には大阪で世界陸上がありました。あれは私どもが扱いをさせていただいたわけですけれども、2015年、来年には世界陸上の北京大会、これもお隣の国、中国ですから、やっぱり日本でキャンプする可能性が高い。そんな形で誘客をしていく。
2016年には関西空港のターミナル3、これは後でピーチさんの御発表もあろうかと思いますけれども、ますますLCCに乗る方がどんどんふえてくるということです。
さっき言いました2014年、ことしには多分ビザ緩和措置が拡大されるんじゃないかなというところであります。そんなところがあるのかなと思います。
スポーツツーリズムの観点からも、今、日本としては流れがありますので、その部分を積極的に取り組んでいくのも1つではないかなというふうに思います。

○南委員長 すみません、御講演の途中ですが、皆さんにお諮りいたします。
傍聴の申し入れがございますが、どういたしましょう。いいですか。――――じゃ、許可します。すみません、どうも。

○中澤講師 発表としてはそんな形でございました。
そうしたら、ちょっと時間も押していますので、続けて外国人受け入れのアンケートの結果ということで、一部だけ抜粋して御紹介をさせていただきたいと思います。
これは、泉州観光プロモーション推進協議会さんのときに事業としてアンケートをとっていただいたんですけれども、泉州地域の幾つかの施設関係から御回答をいただいた内容をちょっとポイントだけ御紹介させていただきます。
貴施設・店舗では外国人のお客様がどの程度来られますかということで、月に何人かは外国人が来るとおっしゃっている泉州地域の方は28.7%、年に何人かは外国人のお客さんが来られる35.1%ということで、大方60%ぐらいの方々が自分のところの施設にもお客さんが来られているよとおっしゃっているわけであります。月に何回か来られているのは、30%弱いらっしゃる。私たちの地域にもやっぱり来られているんですね。私たちが統計としてなかなかとりにくいので、わからないですけれども、実際にはどんどんあちこちを見ておられるということであります。
今度店舗に訪れる外国人のお客様がここ二、三年でふえましたかというところで、かなりふえたが10%いらっしゃって、少しふえたが41%ですね。やっぱりふえているというのを実際に感じておられるわけですね。各施設の方々、商店の方々、いろんな方々を対象にとらせていただいたわけですけれども、やっぱりちょっとずつふえているんだということを感じておられるわけですね。
外国人のどの地域の方がよく来られていますかというと、先ほどの流れと一緒で、やっぱりアジアの方が非常に多い。あと欧米、オーストラリアの方も結構来られているよというふうな話がございました。
各施設の方々にもう1つ伺いました。泉州地域を広く外国人に知ってもらうための強み、PRのポイントは何ですかといったら、もう圧倒的でした。だんじり、やぐら、ふとん太鼓などのお祭りをプロモーションの1つとしてやっていくべきじゃないか。私どもも、だんじりどうですかと言うんですけれども、やっぱりだんじりは地域のお祭りであるというところで、海外誘客といいますか、その部分にはなかなか使えないよというところもよくお耳にするわけですけれども、やっぱり皆さん、この辺のところを売っていったらいいんじゃないかなと、一般の方は感じておられる。
あと、古い歴史を持つ寺社仏閣や歴史ある町並みというのは、泉州地域では魅力ある1つだということで、ここは40%です。
やっぱりここですね。関西空港に近く、至便である。関空のお膝元だというところを売りにするべきだみたいな形で、54.1%の方がお答えになっているということであります。
とにかく日本は今、海外から日本全体としても呼び込もうという形で流れが動いておりますし、オリンピックをあと6年後に控えて、その分はどんどん加速していくだろう。さっきも言いました2,000万人の高みを目指してということで、具体に施策が国主導でどんどん動いていく中で、じゃ私たち関西地域、泉州地域にはどういった形をやっていかないといけないのか、その辺のところを国の戦略、関西全体の戦略にもうまく乗りながらやっていかないといけない。
一方では、地域の方々にも意識を持っていただいて、みんなで取り組んでいけば、実は近くに住んでおられるとある国の方々がおいしいものを食べて、それをフェイスブックに上げたら、その国の方がたくさん来られる、そんなことになるかもしれません。
委員の先生方も一生懸命されながら、やっぱり地域の方々が思いを持って動いていくことが誘客につながっていくのかなと、そんなふうに感じるわけであります。
私ども旅行社は、なかなか微力ではありますけれども、いろんな地域で成功事例等もありますし、その辺のところをどんどん御紹介もしながら、この泉州地域のプロモーションのお手伝いをこれからもさせていただきたいなというふうに思っております。
発表は以上でございます。御清聴ありがとうございました。(拍手)

○南委員長 中澤さん、どうもありがとうございました。
それでは、引き続きまして、田中さん、よろしくお願いいたします。

○田中講師 それでは、皆様改めまして、おはようございます。ありがとうございます。
大変お疲れのところだと存じますが、私のほうも大変貴重な機会をいただきました。ピーチアビエーションということで、私、旅行代理店の営業の担当をさせていただいております田中美晴と申します。きょうはどうぞよろしくお願いいたします。風邪を引いてしまいまして、声のほうが少し聞き取りにくいかもしれませんが、御容赦いただければというふうに思います。
まず、ピーチアビエーションということで、こちらは以前一般のお客様にセミナーさせていただいたときに御案内させていただいたんですが、お乗りになったことはございますかということでお話をさせていただきました。御搭乗いただいた方ってどれぐらいいらっしゃいますか。――――あっ、すごい。今までのセミナーで一番多かったです。本当にありがとうございます。(「できてすぐ行きましたよ」の声あり)ありがとうございます。
私ども、住所も本社は泉州空港となっております。大阪の泉州の企業、エアラインでは多分初めてだと思います。航空会社ということで立ち上がりました。
乗られたときに、乗られているお客様がほかの航空会社様と何か違うなと感じられたところって何かございましたでしょうか。(「狭いなとかね」「飲み物がない」の声あり)ああ、そうですね。そのあたりはLCCということで……。そのあたりも含めてお話しさせていただきたいなというふうに思います。
時はさかのぼりまして、まずなぜ私どもがLCCということで日本、関西を拠点に立ち上げたかというところを簡単にお話しさせていただきたいと思います。
こちらは2007年のデータで若干古いんですが、LCC、こういった「格安航空会社」という日本の訳し方も少しおかしいんですが、アメリカやヨーロッパ、欧米のほうでは、この2007年の段階で全体の人口の3割のシェアを占めるほどの非常に大きな航空会社ということで活躍をしておりまして、今も大手のエアラインと並んだ形で就航をしております。
一方、アジアのほうに目を向けますと、東南アジアはエアアジアさんが、一旦日本のほうにも来られて、また戻ってくるというお話も聞いておりますが、非常に大きなシェアを持っておられます。人口比率から考えますと、特に中国、インドもアジアに入るということもあるんですが、これだけの人口がいる中で、たったの12%、この当時は10%を切るぐらいのシェアしかありませんでした。
LCCが就航して、今まで飛行機に乗ったことがない方が飛行機に乗られたりとか、年に1回しか帰省しなかった方が、安いので2回、3回帰られるということで頻度が増す。こういったことも含めまして、見えない需要が非常にあるのではないかというところも考えまして、井上のほうが一念発起しまして立ち上げたというところでございます。
実際に私ども就航しているのは、関西空港が起点になっております。関西空港を起点にさせていただいた理由は、もちろん24時間経営されている空港ということも1つ大きなことでもございましたし、こうして見ていただくと、東側は海しかないんですね。私どもの飛行機は、4時間が最高なんです。4時間までしか飛べません。エアバスの320は、非常に燃費がよくて、私どものような運営をさせていただいている航空会社には、非常に使い勝手のいい飛行機なんですけれども、片道の最大距離が4時間です。
そうなりますと、成田に拠点を置くより関西に拠点を置かせていただいたほうが距離が伸びるんですね。成田に置くと、香港には正直言って届かないので、実際のキャパシティーよりもお客様の数を減らしてまで飛ばしたりというようなお話もございます。そういったこともございまして、関西空港に拠点を置かせていただいたということがございます。
実際に私ども今1日平均65便飛んでございます。曜日によって便をふやしたり減らしたり、週末を多目にということをさせていただいていますが、1機のキャパシティーが180名、今全体で8割ほどの搭乗率をいただいておりますので、1日9,360人、大体1万名様ほど動いているというふうに思っていただければいいと思います。月に換算すると、単純計算では約30万人動いています。向こうから来られる方、もちろん関西から出て行かれる方ということで、非常に多くの方が移動していらっしゃいます。
こういったときに、一番こういった値段の安い航空会社が入ってくると、周りの企業さんとかほかの航空会社さんが心配されるのは、私たちのお客さんをとられるんじゃないかと。実際に私どもこれだけお客さんを運んでいますけれども、全体がふえていなければ意味がないというところがありますが、実際にこちらのデータも関西空港さんのものなので、ごらんいただいたことがあるかと思うんですけれども、11月のお客様全体、日本人もふえていると思うんですが、海外のお客様だけで、11月としては開港以来過去最多、純増40万人ですね、外国人のお客様が関西空港のほうに来られたということで、実際に数字としてもこのように実績が出ております。
単純純増とまでは言いにくいかもしれませんが、実際に今まで乗られていたお客様、関西空港を御利用いただいていたお客様より確実に人がふえているということは、見てとっていただけるのかなというふうに思います。
実際に、今後どうなっていくんですかというところなんですが、私ども今ターミナル2ということでピーチだけで利用させていただいているんですけれども、今飛行機が12機、関西空港のほうにおりまして、キャパシティーがもうターミナル2だけでは正直ちょっともう足りないような状況になっておりまして、関西空港さんのほうに御協力をいただいて、新しいターミナル3を2016年度に新設予定という形で今進めていただいております。
ターミナル2だけで最大400万人を収容できるターミナルになっているんですけれども、こちらが単純に倍増します。800万人キャパシティーが入るような状況になりまして、T2と私たちは呼ぶんですが、T2を国内線、新しいT3を国際線ということで今後運用させていただくということで、お客様がたくさんふえますよというのが、こちらのほうで見てとっていただけるのかなというふうに思います。
先ほど客層のお話を聞きましたが、こちらが実際に出たデータでございまして、見ていただいてのとおり、一番飛び出ているところが20代の20歳から24歳になります。そして25歳から29歳、この20代の女性が非常に多いです。
ほかのエアラインさんはどうなんですかというところなんですけれども、既存の航空会社様にお聞きしますと、40代、50代の男性が非常に多いということです。男性が非常に多い既存航空会社様に比べると、女性が非常に多いというのが見てとっていただけると思います。
国際線です。こちらも圧倒的に女性が多いですね。女性のほうが、やはり韓国ですとか台湾とか、お買い物、お食事、こういったところがお好きな方が多いのかなと見ているんですが、非常に客層の違いをここで見てとっていただけるというふうに思います。
先ほど中澤さんのほうからお話がありましたとおり、日本に今注目がいっていますよというのも、こちらのデータでも見ていただけるんですが、私ども実際に国際線を見ていると、正確な数字は申し上げられないんですが、半分以上向こうのお客様です。半分から7割ぐらいまでが、向こうからお越しいただいて御利用いただいているお客様と御認識いただければというふうに思います。
もう一度こちらに戻るんですけれども、私どもに乗っていただいて大阪関西空港に来たお客様はどこに行っているんですかということです。もちろん関西エリアを中心に観光されるお客様もいらっしゃいます。あと、国内線を利用してここから入ってきて、東京へ行ったり仙台へ行ったり千歳へ行ったり、実際にこういった利用の仕方をされる方が非常に多いです。
特に海外の方にとっては、日本の航空運賃は本当に高かったんですね。日本で国内線を使って北海道へ行ったり、それこそ韓国のお客様には沖縄が人気なんですけれども、飛行機を使ってあそこに行くというのは本当に料金が高いということで、夢のまた夢ぐらいのところだったんです。それが実現するということで、本当にたくさんのお客様がお越しいただいています。台湾の方も、やはり雪がないので、雪を見たいということで北海道へ行かれたりとかします。
そうなってくると、ここでお客様は一旦絶対におりないとだめなんです。私ども乗り継ぎでということで、飛行機に乗ったまま行くことができませんので、必ず着いたらおりて、またチェックインをしていただく必要があるんですね。そうすると時間があきます。ひどいときは、乗り継ぐのに泊まらないといけない。
そういったところが出てきて、じゃどうするんですかとなったとき、お金の余りない方と言ったら語弊がありますけれども、実際に去年の1月のデータで、ターミナルに1日平均80人から90人寝泊まりをしていまして、それだけのお客様がここにいらっしゃる。もちろん電車を逃して帰れなくなったとか、バスがなくなったとかというお客様もいらっしゃるんですけれども、そういったお客様を何かビジネスチャンスにできないかというところは、本当にいろんな考え方ができると思うんですね。
そこで、仁川空港を少し例に出させていただきたいんですけれども、これは実際の仁川空港のホームページでございます。トランジットツアー、フリーと書いているんですけれども、これが何を意味するかといいますと、先ほどのように乗りかえの時間が余ったお客様のための無料のバスツアーなんですね。実際に参加すること自体は無料です。連れていきますと、博物館とかお食事場所とか記念館――観光地ですね。それぞれ連れていきます。入場料、利用料は別途かかりますというのが、このツアーの仕組みです。
もちろんバス代ということで、コストは非常にかかるとは思うんですけれども、何かしら興味があって乗った方は、絶対に入場します。何か買います、お土産も。そういったところでビジネスチャンスを広げて、非常に成功されているのが、この仁川の空港の事例でございます。
本当に短い、この2時間のツアーから3時間半、4時間から長いもので6時間、市内にまで連れていって、お食事場所まで行って観光して帰りましょうと。このチャンスが、私は個人的なところもあるんですけれども、この泉州地域にはビジネスチャンスがこういったところでたくさんあるんじゃないかなというふうに思っています。本当にどうしようか、市内まで出る時間はないけれども、時間を持て余したらどうしよう。とりあえずターミナル1でも行って御飯でも食べて、ちょっとお土産を見て乗ろうかと。
ちょっと時間に余裕があって詳しい方だと、アウトレットまで行かれて買い物して帰ってこられる。行くのは大体アウトレットぐらいまでですね、お客様が気づくのは。そこを越えたインフォメーションをたくさん出していただいて御送客いただくと、また何か新しいビジネスができるのではないかなというふうに思います。
これからお客様がふえますので、そのあたりは私たちも少し期待をしているようなところではありますが、いろんなチャンスがあれば、こういったことも実現できればなというふうに思っております。
実際に就航が始まって、1年半で300万でしたが、もうすぐ500万人を突破いたします。就航当時、平均の搭乗率で85%ですけれども、今も平均でこれぐらい保っています。
定時運航率に関しましても、5分以内に出発したものということで、これも数字がどんどん上がっております。LCCは遅延する、欠航するというのがすごくイメージとしてあるんですけれども、実際にLCCというビジネスモデルの中で遅延が多い、欠航が多い、そういうLCCは潰れます。それが重なると経営に大きなダメージを受けるんですね。欠航するということは、実際にお金を収集していたものを全て返さないといけなくなるんですね。もちろんお客様に御迷惑をおかけしているんですけれども、欠航というのは、エアラインにとっても非常に大きなダメージです。
天候理由になった場合は仕方がないんですけれども、本当にエアラインにとっても非常に大きなダメージになりますので、ここはもう守っていかなければいけないということで、社員一同日々皆努力して頑張っておりますということでございます。
こちらがピーチの機内でということで、さっき狭いですねとか、いろんなお話をされていたんですけれども、見ていただいたとおり何もなかったと思います。音楽もないですし、モニターもありませんし、本もないですね、今。実際に重量がかかるとそれだけ燃油を消費しますので、そこも戦略の1つです。音楽のああいった機械をつけるだけで重量が非常にかかります。何かしら新しい機能をつけるとなると、全て重量にかかりますので、そこも極力軽さを求めて設計されたということで見ていただければいいのかなというふうに思います。
実際にたくさんのお客様にお乗りいただいておりますので、今ここに広告を載せていただいたりですとか、そういったところも始めました。特に先ほど見ていただきましたとおり、20代の女性――男性も含めてなんですけれども、若いお客様がたくさん乗っています。1時間以上同じところにじっと座って前を見たまま座っているという営業施設は、美容室と飛行機の機内だけだそうです。映画館ももちろんそうなんですが、映画館は映画しか見えませんので、何もないところで1時間以上座っていないといけないのは、飛行機の機内と美容室です。
そうなったときに、美容室だと自分の髪の毛のほうが気になるので、何か置いていても余り気にならないかもしれないんですけれども、やはりここの広告の影響力は非常に大きいのかなということです。今、大阪のほうでは南海さん、東京のほうだと京成さんも広告を入れさせていただいて、機内でチケットの販売をさせていただいております。ピーチ特別料金ということで、ラピートと通常の難波行きの乗車券を機内販売という形で安く提供させていただいております。
今までマイクのアナウンスだけでCAが説明をして販売していたんですけれども、各国全部入れました。韓国語と中国語と、もちろん就航地全てお客さんがいらっしゃいます。あと英語と書いたものを入れた途端に、5倍から10倍ぐらいまで販売の数がふえました。やはり難波方面ですとか、あちらのほうに行かれるお客様はたくさんいらっしゃいますので、今後こういったところもビジネスチャンスに御利用いただければなというふうに思います。
もう1つは、私どものウェブサイトの一番下まで行っていただくと、広告媒体というリンクがあります。そちらのほうで実際に資料をごらんいただけるんですけれども、CAに案内させたりですとか、いろんなところで広告の御案内をさせていただいています。
その1つに、搭乗券ですね。お乗りいただいたので御存じだと思うんですが、レシートみたいなペラペラの本当に搭乗券かというような紙だったと思います。
余談ですが、私も実際に母と一緒に旅行に行きましたら、レシートと勘違いして破りましたね。それは貴重品なのでということで再発行していただいたという、ちょっと恥ずかしい思い出があります。
そういった紙ではあるんですけれども、搭乗券の表面に広告があるというのは、ほかのエアラインさんではないと思います。多分、私たちが初めてなのかなというふうに思っています。表面がずっと出てきて、何だこれということで、絶対に目に入るところにあります。裏面にというのはよくあるんですけれども、結構見落としたりするんですよ、裏面にあると。
今書いていますのは、大丸さんが一度やっていただいた広告です。お越しいただくと、ピーチのうちわと500円のクーポンをプレゼントしますよと。大丸さんって結構年配層のお客様が多いんですよね。大丸さんとしましても、やっぱり若い女の子に来てほしい。そうなったときに、私どもに乗っていただいているお客様の層とマッチしましたので、じゃ、ぜひそこに広告を出させてくださいということで御依頼をいただいて、こういった形で1カ月ですかね、期間を設けてしたんです。
初めはどれぐらい来るか、本当に最初はお試しだったのでどれぐらい来るかわからないねという話だったんですが、うちわをとりあえず500枚置いていたら大丈夫ですかねということで渡していたんですけれども、二、三日でなくなったんですね。
それぐらいお客様はごらんになっていて、その後は、もううちわは、すみません、なくなりました、と謝り続けましたというような状況で、最終的な数字は御案内できないんですけれども、非常に影響のある広告でした。
今、路線ごとにも展開をしておりますので、路線を絞っています。ただ、国内の空港のみということにはなっているんですが、先ほどお話しさせていただいたとおり、国内線を利用する海外の方も非常に多いのが、私どものお客様の特徴かなというふうに思っております。
ほとんど毎回、本当にいろんな国のお客様にお乗りいただいていますので、インバウンドという面でも非常にチャンスはあるのかなというふうに思っております。
最後に、私どもも韓国、台湾、香港とそれぞれでチケット販売をしております。中澤さんがお話しされたとおり、フェイスブックも利用したりして、いろんなプロモーションをさせていただいているんですが、やっぱり国によって全然違います。それに興味があるのはこの国で、こっちだったら余りだねというのは、すごくあるんですね。
こういう広告をする媒体、フェイスブックにしましても、台湾、香港ではすごく人気で、特に台湾のお客様はフェイスブックの利用者が多いんですけれども、韓国はネイバーさんという別のフェイスブックに似たような独自の競合他社みたいなのがあるんですね。韓国は、そういったものをつくられるのがすごく好きな国です。
フェイスブックの利用者は、すごい少ないんですよ。フェイスブックに同じ情報を流しても、台湾のほうがアクションが早かったり、すごく大きな反応をいただくんですけれども、韓国はいまいちなんです。
私どもも、今までの航空会社さんがあって、新しく航空会社を立ち上げましたとなったときに、何とかエアとか、今まであった、既存のエアラインさんのような名前をつけて、男性をターゲットに就航していると、恐らく成功しなかったと思います。
成功すると言うにはまだまだ早いんですけれども、新しいお客様を呼び込むとなったときに、今どういうお客様が飛行機に乗られていて、じゃ、今そんなに乗っていないお客様にどうすれば乗っていただけるのかとなったときに、視点を180度かえて、じゃ20代、30代の女性をターゲットに、飛行機の色もそうです。CAさんとか、趣向も全て女性目線でつくりました。
その結果、データにも出ていましたとおり、やはり二、三十代の女性にたくさん御利用いただいて、女性が動くと結構男性もついてくるというのは、旅行のレジャーの関係ではよくあることだと思うんですけれども、そういったところで裾野が今少しずつ広がってきているのかなというところでございます。
ターゲットを絞ってプロモーションをしていただくということは、非常に重要だと私ども考えております。結果、たくさんのお客様にリーチすることができるんですが、老若男女、全員ターゲットですということで出してしまうと、恐らく誰もついてこないという結果が見えてくると思うんですね。
今この地域にどういったお客様を呼び込めるかというお話もされていたと思うんですけれども、初めて日本に来ますというお客様をつかむのは、正直難しいと思います。やっぱり京都、金閣寺、奈良へ行って東大寺、そこですよね。滞在日数も、言いましてもやはり日本の宿泊代は高いので、長期滞在できないというのも、海外のお客様にとってはハードルがあるんですね。
そうなったときに、今私ども飛行機を使って回数をたくさん行けるようになりましたと。今まで1回だけ来て、それで諦めていたお客様がまた来られるようになった。そうすると、本当にリピーターの方、日本が好きで何回も何回も来る方がLCC、私たちの飛行機に乗っていると思ってください。もちろん初めての方もたくさん来られると思うんですけれども、特に韓国、台湾、香港のお客様も、何回も来ると、そんなに何回も京都へ行かないです。何回も東大寺の大仏さんを見てもしようがないので、何回も同じところへ行かないです。正直、メジャーなところがだんだん飽きてくるんですよね。そこがビジネスチャンスだと思ってください。
何度も来られている、もう日本に親しみなれた、韓国のお客様とか、日本を好きな子たちに、今どういうところへ行きたいかとお話を聞きますと、もういろんなところへ行ったので、地元の人が行くおいしいお店とか、そういうところへ行きたいんです、というお話がすごく多いです。
先日、泉州観光プロモーション様にも御協力いただきまして、私どもの韓国のスタッフと台湾のスタッフでこちらの泉州地域のこのファムトリップということで参加させていただいたんですけれども、非常に興味深かったということで話を聞いております。すぐにアクションをとってツアーを造成というところまでは、なかなか難しい部分ではあるみたいなんですけれども、そういったところをうまく宣伝していただくと、少しずつお客様はふえてくるのかなと思っております。
WiFiの話は何度もされていたんですけれども、私どもの韓国のスタッフが特に言うのは、日本はWiFiが全然ないので、それで空港に滞在するという人が多いんですよ。空港はWiFiが完備されています。購買に行ったら毛布を貸してくれるとか、24時間どこのお店だってあいているよとか、何階の奥のソファーは寝心地がいいよとか、そういうのがもう全部ネット上に出ていますので、それを頼りに皆さん活用されて滞在されている方が多いですね。
韓国の若い子たちには福岡がすごく人気で、留学とかも福岡に行かれる方が多いんですけれども、福岡はWiFiがすごく発達しています。天神とか行かれたことがある方はおわかりかと思うんですが、天地下というところで、地下はどこでもWiFiがつながるんですね。
私たち携帯会社さんとも契約しているので、使うことはほとんどないと思うんですけれども、いかにそれが海外のお客様にとって魅力があるのかというところは、御検討いただいたほうがいいのかなというふうに思います。
石垣も先日新しい空港ができて、お客様が一気にふえて泊まる場所がなくなったということが夏にあったんですけれども、そのときに同時に市内を含めてWiFiの設備を完備ということで非常に力を入れて、島内、主要箇所はWiFiを設置されています。それぐらいやはりプライオリティー、優先順位が高いものだということで御理解をいただければなというふうに思います。
ということで、簡単ではございましたが、御清聴ありがとうございました。また、何か御質問がございましたら、後で受け付けさせていただきたいなというふうに思います。どうも御清聴ありがとうございました。(拍手)
途中、ちょっと聞き苦しくて申しわけございませんでした。

○南委員長 中澤さん、田中さん、長時間にわたりまして御講演ありがとうございます。
それでは、質問の時間をとらせていただきたいと思います。
ただいまの御講演に対し、質問はございませんか。

○木下委員 せっかくですので、質問させていただきます。
お2人さん、ありがとうございました。目からうろこのところと、うん、わかっているよというようなところと、いろいろあるんですけれども、問題はやっぱり地元としてどうするかということだと思うんですよね。
今、ピーチさんもそうですし、関空の利用者もふえているんですけれども、この要因については、各社のいろんな努力もあると思うんですけれども、私は円安効果じゃないかなと、個人的には思っているんですね。
これは為替ですから、日本の経済で変わってきますので、それが円高基調にまた戻ったりするときに、どういう対応をするのかとか、そういうものも必要じゃないかとは思うんです。日常ふだんの営業努力が一番だと思うんですけれども、円安なのかどうなのか、それから円高に回帰したときにどうなるのかとか、その辺についてはどうお考えかをまずお聞きしたいと思います。
それから、私はいつも思うんですが、確かに日本のホテルというか、昔の旅館から名前が変わったホテル、要するに1泊2食ですかね、フルコースがついて、おもてなしもついてという、そういうところの宿泊費は、日本特有の高さがあるんじゃないかと私は思うんですよ。
欧米各国どこへ行きましても、アジアもそうですけれども、とにかく朝食がつく程度で宿泊だけで、食べることはフリーに外を使うというのが当たり前ですから、そういう文化の違いが非常にあるかと思うんです。
逆に言うと、今台湾なんかは加賀屋さんがトップですよね。ああいうフルコースのおもてなしが、逆に世界的には日本のそういうのが見直されているのかなという気もするんです。
この間、読売に載っていましたけれども、あいりん地区の簡易宿泊所が非常に盛況だそうですね。安くて泊まるだけでいい、ベッドだけあればいい、余計なことをしてくれるなというのが、また、はやっているみたいですけれども、そういうのがこれから関西の受け入れではヒントかなと思ったりするんです。お役所はなかなか動きが鈍いので、ぜひ民間の方のそういうものをどしどし提言されたらいいかなと思うんですが、その辺についてはどうお考えかなと思います。
それから、ムスリムの関係ですね、イスラムさんの関係。これは設備をこの間礼拝堂をつくったりとかやられていますけれども、食文化の関係がありますよね。食べられないものがあったりとか、施設はできますけれども、ソフト面のそういう食べ物がどうなのかというのは、なかなか市中の飲食店ではわかりにくいですよね。
だから、その辺のPRはどうしたらいいのかなということで、これは官民挙げてやらなきゃいけないかなと思ったりするんですけれども、その辺についてどうお考えか。
すみません、ちょっと長くなりましたが。

○田中講師 為替のところですね。ピーチとしてお話しさせていただきますけれども、実際に私ども就航したタイミングでは、非常に円高で逆に日本のお客様が現地に行かれるということのほうが多い時期に就航しました。
就航当初からですが、海外のお客様の割合のほうが多いというのは変わっておりません。若干ふえてはきているんですけれども、もちろん韓国のほうでのそういった情勢であったりとか、いろんなうわさが去年流れました。去年の10月に韓国のテレビ放送で、今、日本は汚染されているので危ないぞといったときがありましたので、そういった影響は少しはあったんですけれども、ピーチに乗っていただいているお客様にはほとんど影響はありません。
それで増減するというのがほとんどなくて、もちろん円安になってきて、代理店販売とかが好調になったねというのはあるんですけれども、ウェブサイトに直接予約をされる方、値段が安いので、飛行機、足がまず安いというところだけで御利用いただいていますので、私どもを御利用いただいているお客様という点では、円安、円高の影響は今のところほとんどない形で運営させていただいております。
ただ、円高になったときに、どういうふうに現地の方にお越しいただくかとなると、値段勝負というところが実際にはあるのかなと。私たちのほうに逆に寄ってきたというのもあるんですよね。最初に就航したのが円高のときで、飛行機の運賃の安いのが新しく入ってきましたとなったので、じゃ、あの値段だったら行けるねとなって、私たちのほうに逆に流れが来たのかなというふうには感じてはおります。
余り参考にならないお話で恐縮なんですけれども。

○木下委員 いえいえ、絶対低コストですな、本命は。

○田中講師 そうですね。宿泊のほうにもつながる部分はあるんですけれども、そうなんですよ。それこそこのあたりにカプセルホテルみたいなお宿があると、恐らく殺到すると思います。今、正直、難波のほうにあるファーストキャビンさんという少しファーストクラスみたいなゆったりとしたカプセルホテル、安い宿泊施設があるんですけれども、そういったところも非常に人気です。

○木下委員 女性専用の何かがあるね。

○田中講師 とかもあったり、今実際に周辺のホテルさんとやりとりさせていただいているので、お話をお聞きするんですけれども、4月の平日でも満室だったりするんですね。スターゲートさん、日航関西さん、あとワシントンさん、ベストウエスタンさんも含めてなんですけれども、私たちが仕事で呼んだときに、場所を探さないといけないのにないということが実際に起きるぐらい、今宿泊されている方が非常に多いという現状はありますので、安く来て高いところに泊まるお客様も多いですけれども、安いところがあると、空港で泊まっているお客さんがそこに行くようになる。間違いなく、そこには安いホテルは今余りないです。4,000円とか5,000円とかで泊まれるようなカプセルホテル、本当に寝るだけでいいよというような施設がこのあたりにはないので、それは大きいものが1つあると、非常に大きなビジネスチャンスにはなる。それは間違いなくあると思います。自信を持って言っちゃいましたけれども。

○中澤講師 ほとんど田中さんが話してくださったので、あれなんですけれども、委員御質問いただきました為替の部分について、旅行社的にいきますと、ツアーの部分については、やっぱり円高になりますと控えられる傾向は若干あるのかなと。
個人のFITと言われるお客さんについては、日本で使うお金なんかをうまく調整して、それこそ先ほどおっしゃっていましたあいりん地区の簡易宿泊みたいな、そんなところでお金を抑えてうまく調整して来られている。その辺は、余り減らないのかなという気もしないでもないですね。
ツアーは、やっぱり影響がありますね。今のところ円高だからちょっとお申し込みが少ないねというのは、台湾のうちの現地法人、香港の現地法人も……

○木下委員 こっちから我々が行く分にはいいけどね。

○中澤講師 ええ。という話でございます。逆に私どもアウトバウンドもやっていますから、その辺はありがたいところではあるんですけれども、そんな形かなというふうに思います。
あと、宿泊についてのことでありましたけれども、本当に今簡易宿泊所みたいなところ、京都も同じように2,000円、3,000円で泊まれる宿というのは、外国人のお客さんが非常にふえています。そこも受け入れ環境が整備されていまして、外国人の方向けに表示ですとか、あとは地元で通訳案内士の資格を持っている方かどうかはわからないですけれども、その原語がしゃべられる方を雇われたりとかというような形で、しつらえをよくしてお受けになっている。だから、やっぱりふえているというところもあるように聞いています。
一方、ラグジュアリーなというところで、結構いいホテルのスイートルームとか、その辺のところは、香港の中華系の方がたくさん泊まられたりとかという現状も実はあるように聞いています。
この近くでいくと、スイスホテルさんなんか、アジアのお客さんがほとんど8割、9割泊まっておられて、私たちが宿泊を問い合わせる金額とアジアの方の泊まっている金額とえらい違いで、日本人のほうが高いというのが現状です。
これはインバウンドレートというのが存在するんですね。アジアの方向けに特別に安いレートをお出しして、年間を通じて来ていただこうというそのホテルさんの施策ということでやっておられます。私たちもそのレートをいただいて、御案内することもございます。そんな形なのかなということであります。
もう1つ、委員御質問いただいた食文化の部分ということで、ムスリムの話等もありました。今まさにこれからビザ解禁というような方向に向かう中で、ムスリム関係については、今非常に取り組みを進めていこうと。厳格な方については、本当にアルコール、豚肉云々かんぬんということで、ハラール認証を受けないと非常に厳しいわけですけれども、日本に来られている旅行者の方は、そんなに厳格でない方が多いというふうに今のところ聞いています。
なので、成分表示をきちっとされるところは、やっぱり喜ばれますね。豚肉を使っています、使っていませんと。バイキング料理なんかでは、皆さん選んでそれを食べられるという状況らしいです。
実際の市中の町中にあるレストランさんが、例えば外国人受け入れということで発信していくとなると、今、泉州観光プロモーション推進協議会さんで進めていらっしゃる受け入れ環境整備という中で、やっぱり指さし会話シートとか、表示ですよね。その辺をきっちりしてあげることで、ここはちゃんと表示しているし、わかりやすいよねというところで徐々に拡散していく。1つの店舗さんでプロモーションすることはまず難しいと思うので、その辺のところは皆さんの大きなプロモーションのくくりの中で、その商店さんの地域、商店さんを含めて御紹介になる部分と、やっぱり外国人の方々、日本の方に対してもやさしい、よくユニバーサルデザインと言われますが、そういった部分。外国語表記とか、ちょっとしゃべられる方がいらっしゃる。挨拶程度の言葉が交わせるぐらいのところに意識を持ってやっていただくと、ああ、ここはすごくおもてなしがいいよねみたいなことになる。
あとはいいんですよ。身ぶり手ぶりで大体わかりますから、そんな難しい食べ物の英語はないと思いますので、その辺のところを言ってあげると、あそこはすごいよかったね、おいしかったよというのがフェイスブックとかネイバーに載って拡散していくのかなと、そんな感じじゃないかなというふうに思います。

○木下委員 ありがとうございました。

○大森委員 犬鳴山って御存じですかね。この間、犬鳴山に行ったんですが、数年前、犬鳴山に関空から外国の観光客の方が来られるとお聞きして、行ったらもう全然お客さんがいらっしゃらなくて……。たまたまやったんですかね。僕自身は本当にびっくりしたぐらいで、聞かなかったんですけれども、今ずっとお話を聞いて、数年前の話やし、客層なんか変わってきたり、リピーターの方がふえてきて、一遍そういうブームが終わってしまったのかなというふうに思ったりしました。
今、ぜひ地元へもとおっしゃっていたから、僕らが昔聞いた、アウトレットの食べ放題の焼き肉屋さんへ行って、りんくうイオンへ行って犬鳴山とかいうのが、観光バスで回るルートやと聞いていたんですね。その辺は今どうなっているのか。
晩に食事に行ったんですが、たまたま犬鳴山はその日が少なかったのか、全体に車は全然なかったですね。その辺のことがわかればお聞きしたいと思います。
それと、さっきの円高・円安の話なんですが、中澤さんのお話の中で、僕の聞き間違いかもしれませんけれども、2013年度過去最高になったときのお話の中で、円高の影響でと……。

○中澤講師 逆ですね。

○大森委員 円安ですか。

○中澤講師 為替が是正されて、少し円安になったということです。

○大森委員 円高から円安に変わってふえたということですね。僕の聞き間違いかなと思いながら聞いていて、どういうことかなと。
それと、うちの娘なんか地元の高校から修学旅行は韓国へ行くわけですね。今は大学生ですけれども、韓国なんかはしょっちゅう行ったりとか、タイとかフィリピンとか台湾とか、アジアを中心に行く。英語の勉強をするのも、アメリカ本国で英語をしゃべる人よりもアジアなんかで英語をしゃべる人が多いので、もうアジアで英語を勉強するというふうなことになっているみたいなんですよ。実際にそんなことをしているんです。
一方、韓国に行くというたら、今、嫌韓ブームとか嫌中ブームで、高齢の人なんか、韓国へ行って大丈夫かなんていう話が出たりするんやけれども、若い人はそういう影響を余り受けていないのか。その辺、ヘイトスピーチとか、日本で言うたことがぱっと全部韓国とか中国へ行ったりするので、若い人はそういう影響を受けていないのかなと思ったりするんですが、その辺についてちょっと聞きたい。
それと、ピーチの利用者が非常にふえているということで、欠航するというふうなイメージはあるけれども、そうじゃないというお話がありました。欠航はこれからというか、やっぱりそれはなくするということなのか。視察とか会議なんかでは、欠航が心配でピーチは利用しないという話を聞いたりするんですけれども、その点はもう安心して利用できるというふうに考えていいのか。そのところをちょっと。

○南委員長 お願いします。

○中澤講師 ありがとうございます。
最初の犬鳴山の部分について御質問がありましたので、お答えしますと、つい先日、私も犬鳴山の麓にあります温泉のホテルに伺ったので、支配人さんの方に聞きますと、それなりにはアジアの方が来られているとおっしゃっておられました。お風呂に入りに来ているよというような形です。
でも、まだまだプロモーションが足らないので、もっともっと外に打って出ないといけませんねということで、先般御相談をいただいたというふうな形であります。
一方、私たちが今プロモーションとしてお勧めをしたりしている話の中で、犬鳴山はハイキングも裏でできるのかなというところで、韓国においてオルレというのが今非常にはやっていまして、これは佐賀県の武雄温泉だったかな。その地域で温泉と山歩きというのをセットにして売り出しされている。
オルレって何ぞやといったら、山を歩いていく、山歩き探検みたいな形のものがあるんですね。韓国の方はそれが主流でして、それを武雄のほうでうまく温泉とマッチングさせて成功されて、韓国の方がたくさんお越しになっている。
それと同じことを犬鳴温泉でされたらどうですかというような御提案なんかもさせていただいたりもしています。でも、まだまだ大阪の中に犬鳴の温泉があるというのは余り知られていないので、さらなるプロモーションが必要なのかなというふうには思います。
あと、修学旅行の関係云々、影響ありませんかということについては、田中さんのほうから。

○田中講師 韓国のほうの影響ということなんですけれども、ニュースを見ていると、尖閣諸島の問題とか竹島の問題とか、ああいったことがあったときに、まず第一に影響を受けるのが、恐らく代理店さんだと思うんですよね。ツアーのほうのキャンセル、私どもも総代理店を各国に置いています。ピーチのかわりに販売をしてもらう総代理店を韓国にも台湾にも香港にも置いているんですけれども、彼らはいろんなPR、マーケティングもやりながら、もちろん現地の旅行代理店に対しての営業もしているんですね。
そういったときに、やはりこういったお話が出ると、まずイの一番に代理店様のほうのツアーがキャンセルになったりとかするような影響はあるんですね。
ただ、先ほどの円高・円安のお話でもあったんですけれども、実際に私どもの飛行機に乗っていただいている方は気にしていないんですかねと、逆にこっちがちょっと聞きたくなるぐらい、1月になってから搭乗率がまた韓国行きは伸びたんですね。ずっと9割乗っています。それぐらい非常にたくさんのお客様が御利用いただいておりますし、韓国に関しては、まだ日本のお客様のほうが多いですね。
台湾、香港になると現地のお客様のほうが多いですけれども、韓国に関しては、ピーチを御利用いただいている方は、日帰りで行けるんですね。朝出て、12時間現地滞在があります。特にこの近くの方とかは、家でペットを飼っているからあけられないんだとか、お母さんがいるからちょっと泊まれないとかというお客様も日帰りで海外へ行けるということで、たくさん御利用いただいていますので、実際にそういった影響は私どもピーチに対しては、今のところほとんどないというふうに見ていただいたらいいのかなと思います。
先ほど山岳のハイキングの話がありましたけれども、韓国はすごいブームといいますか、以前からなんですけれども、週末になると、山登りの格好をしてリュックを背負って電車に乗っている人がすごいたくさんいるんですね。山登りをするのが習慣といいますか、はやっているというか、もう本当に日常でされているので、日本でも山登りをしたいという方はたくさんいらっしゃると思うんですね。今までずっと韓国でやっていることを日本でもやりたいと。
山登りグッズが安いので、日本の方が逆に韓国へ買いに行くというぐらい、すごく有名といいますか、日常でされていますので、そのあたりも1つチャンスなのかなと思っております。
あと、欠航についても御質問がありましたが、去年1年間で実際に欠航した確率が0.02%ということになっております。もちろん台風、雪、現地が霧で見えなくておりられないということもたまにあるんです。1回だけありましたかね。そういった天候の関係を含めて、その数字になっております。メンテナンス理由ですね、機材がちょっとおかしくなってというようなことで欠航したというのは、本当に片手で数えられるぐらいしかございません。少しふぐあいがあって、結局大丈夫だったんですけれども、そういった中で運航しておりますので、既存のエアラインさんとほぼ変わらない確率と思っていただければいいのかなと。
ただ、遅延に関しても、ほかのエアラインさんは、欠航すると他社さんに振りかえたりとか、その起きた後のサポートがそれだけされているので、お金も高いというところもあるんですけれども、その先が私ども実際に自社便にしか振りかえができなかったりしますので、正直やっぱりレジャー向け、ビジネスに御利用いただく際は十分注意していただいて、時間に余裕を持って御利用いただければなというふうには思っております。

○大森委員 これから1,000万人から2,000万人というお話があったけれども、その観光客を迎える中心は、やっぱりアジアということを考えておられるんですかね。
その辺のところと、感想として思うんですが、日本という国は、アジア向けが一番身近というふうに思うんです。そういう欧米よりもアジア中心に軸足を移す時代に来ているのかなというふうにも思うんですけれども、観光ではそんなふうに考えていいのか。
それと、あと1つ、また娘の話で申しわけないけれども、フィリピンへ行ったときに、スマートフォンの値段がごっつい高かったんですよね。海外割引なんかちゃんとしているのに、日本に来た場合には、スマートフォンとか利用しても特別高くならないんですかね。反対に日本のNTTとかあんなところは高くしているのか。

○古谷委員 だからWiFiを活用するんですよ。WiFiを使ったらお金は安くなる。全然かからない。スマートフォンでそのWiFiというのを使ったら、お金がかからないです。

○田中講師 私どもの今後の就航の予定といいますか、今後どういうふうに拡大していくかというところが、アジア中心でというお話に少しつながると思うんですけれども、今、関西空港を中心に4時間が最大だとお伝えいたしました。香港が今のところ最大距離なんですね。片道、南のほうへ行こうと思うと、香港が今のところ最大距離になっています。
もちろん中国本土も対象にはなるんですけれども、今こういった御時勢なので自粛しているというところでご判断いただければなと思います。
今後、沖縄が第2のハブになります。沖縄那覇空港LCC専用ターミナルということで、ターミナルと呼べるかはちょっと恥ずかしいぐらいのところなんですけれども、LCC専用ターミナル、そちらを利用しまして、今度那覇空港を起点に各地就航を今年度本格的に始めます。そうなった場合に、また2時間半ほど下に広がりますので、沖縄から東南アジア――フィリピンは全部すっぽり入ったと思います。バンコクはちょっときついんですけれども、ベトナムですとか、そこからまた4時間圏内ということで、東南アジアも私ども今視野に入れて計画を立てておりますので、そちらから来たお客様が沖縄を経由して関西に入ってくるということはあり得ます。
実際に今、台湾、沖縄はもうつながっています。台湾のお客様が関西の帰りに沖縄へ寄って帰ろうかとか、そういったツアーをちょっと考えたいというようなお話を聞いておりますので、新しいそういった旅行も広がってくるんではないかなというふうに思っています。逆に、沖縄のお客様が関西へ行ってから、どこか海外の台湾へ行って沖縄へ帰ってくるとか、そういったこともできるようになりますので、アジアを中心に私どもは拡大していける。関西空港自体は、そちらの拡大の速さのほうが恐らく早いんではないかなと考えていただいたらいいのかなというふうに思います。
通信料金ですね……

○大森委員 いいです。

○古谷委員 ピーチさんにちょっとお聞きしたいのは、オリンピックに向けて発着料の関係の高さの問題があるんですけれども、羽田便の増加はどうなのか。私も個人的に東京はよく利用していまして、T3もできる中で、ぜひとも拡大をしてほしいんですが、その辺がどうなのか。

○田中講師 羽田ですね。いろんなお客様から本当にリクエストをいただくお話なんですけれども、もうここは本当に空港さんとの調整になりまして、実際にこの料金で運営をしておりますので、それに合う発着料ですよね。そのあたりが一番大きな問題なのかなというところですね。私たちの条件、空港さんの条件、そこが見合えばもちろん就航する可能性はありますが、今後優先順位、海外のお客様はやはり日本にというところのシェアのほうが、今のところ強い傾向にございます。私たちもそちらに力を入れてやっていきたいというふうに思っておりますので、優先順位としては、今もう成田が就航しているので、低い状況ではあるんですけれども、可能性が全くゼロということではないというふうに思っていただければと思います。

○古谷委員 地元の国会議員が頑張って国交省に交渉してほしいですね。

○田中講師 ぜひ、それは。社員も出張へ行くときは自社便を使えと言われておりますので、ぜひお願いします。ありがとうございます。

○古谷委員 わかりました。すみません、ありがとうございました。

○梶本委員 近ツーさんとピーチさんにお聞きしたいんです。きょう来られていますけれども、泉南市というものの位置づけは、どういうふうに思われているのか。期待することがあるのか、要望されることがあるのかということなんですわ。きょうせっかくおいでいただいているんですけれども、泉南市にとってどういうふうにきょうの研修を生かしていけたらいいのか、もう1つ話の中から読み取れなかったんです。
率直な感想でいいんですけれども、泉南市ってどうやねんということをできたらお聞かせいただきたいと思います。

○中澤講師 委員からの御質問ということで、泉南市は実際どうなんだと、お話の部分でありました。
私、先ほど発表の中でも申し上げたんですけれども、じゃ実際に非常に海外から知られている、例えば大きなことでいくと、USJみたいな大きなテーマパークがあるのかと言われたら、やっぱりないですよね。大きな観光のスポットがあるのかというたら、地元の方で非常に知られていて、私たちもよく知っている観光施設ですね、箱系の施設であったり、寺社仏閣があったり、公園があったりというのはもちろんありますし、藤の花がきれいだとか、そんなのはもちろんあるのはよくわかっているんですけれども、海外の方に知られているかといったら、やっぱり知られていないところがある。
じゃ、どうなのというところなんですけれども、先ほど話の中で申し上げたところでいいますと、日本としては、戦略として3つのCという切り口で海外の方にも御紹介していこうというところにおいて、泉南市さんにおいても、まだまだいろんなたくみのわざでつくっておられる伝統産業があったり、あとは先ほど藤の花と言いましたけれども、そういった角度から紹介していく。
これは手法によって、これからどんどん伸びていく要素があるのかなと思います。既に来ている地域は、もうある程度皆さんいろんな情報が出ているわけです。逆に今まで知られていない地域というのは、やっぱりそういったチャンスがまだあるのかなということで、積極的なプロモーションが必要じゃないか。
それと、先ほどの話でも申し上げたんですけれども、まず海外の方は、メジャーな地域というか、自分たちの知っている地域のところを目指して来られますので、プラスアルファとして、まずはしていくというのが1つ大切なのかなというところで、私たちの地域であれば、私、香港の方のお話を申し上げましたけれども、関空でレンタカーを借りました。じゃ、白浜に行きますよというときに、やっぱり私たちの地域を通るわけですよね。泉南市を通るわけです。
そのときに、白浜に行くついでと言うと、言い方にすごく語弊がありますけれども、プラスアルファで寄っていただく何かを考えるというのも、1つの手法じゃないかなと。私たちのこの泉南地域をいかに伸ばしていけるかというのは、やり方次第ではいっぱい方法があるんじゃないかなというふうに私は思います。
さらに、やっぱり地元の方々、民間の人たちの盛り上がりがないと、その部分は進んでいかないのかなというのも、先ほどお話し申し上げたところで、さっきも言いました、地元の方が例えばおいしいものをフェイスブックに1つ載せていただく。それを3つ、4つきれいな写真を載せていくことによって、それが海外にどんどん流れていく。今そういう通信手段というか、手法があるわけですから、そういった部分を先生方のお力で広げていただきながら、皆さんオール泉南で誘客を図っていくというのが必要じゃないかなというふうに私は思います。

○田中講師 恐らく同じようなお話になってしまうんですけれども――いや、私も先ほどお話しさせていただいた中にもありましたとおり、やっぱり空港からアクセスが非常にいい、近いですよね。本当に1時間もかからず、車であればすぐにここまで来られますので、非常にハードルが高い目標になってくるのかなというふうに思ってはいるんですけれども、仁川空港を例に出させていただきました。
ああいったことで、まずはモデルコースみたいなものをつくっていただいてレンタカー会社様と協業されることで、そういったレンタカーを貸したときに、いつも石垣とかへ行くと絶対に石垣マップとかをもらうんですよね。ああいったものも地元の方とかが広告を出して、地図と一緒にここにこういったレストランがあるよというので出されています。
余りガイドブックに載っていないような内容のほうが多いんですね。多分、地元の方で一生懸命につくられた感があるんですけれども、そういったものをレンタカー会社さん、関空のところで貸し出しをされる際に、必ず泉南市のマップを入れていただくとか、そういったところから少しずつ始めていただくと、今実際に御利用になられている方もいらっしゃいますので、ちょっと時間があるから寄ろうかというお話になったりするのもありますし、やはり交通手段が日本は高いというふうに言われます。電車が1駅なのにこれだけするのかというのは、本当によく言われておりますので、無料のシャトルバスでホテルへ行った後に、またそこから何かしらつなげていただいたりですとか、時間を持て余して、あぶれている人はたくさんいます。そこが泉南市さんのチャンスの1つかなというふうに私は思いますので、ぜひ……。

○梶本委員 中澤さんは、今言われなかったので御存じないとは思いますけれども、ここは観光係長がいるんです。発信の仕方が悪いのかもしれませんけれども、世界一の英国のバラ園がここにあるでしょう。

○中澤講師 ローズガーデンですね。

○梶本委員 ええ。それを中心にしてええもんかどうか。
それとか、岡田漁港の地びき網、これをずっとやっているんです。案外、体験型の観光客を呼べると思うんですけれども、まだそこまで泉南市のほうが自立していない。もう少し自立した暁には、お願いしますということをそちらから言ってこられるような形に、僕らも頑張って泉南市を引っ張っていきたいと思うので、またよろしく。発信の仕方がまだできていなくて、下手くそなところもあるので、また頑張って発信をいたしますので、宣伝のほうもよろしくお願いいたします。

○南委員長 以上で質問を終わります。
本日御講演をいただきました中澤さん、田中さんにおかれましては、貴重なお話、本当にありがとうございました。改めまして、空港等まちづくり対策特別委員会を代表しましてお礼を申し上げます。
以上で研修会を終わります。
中澤さん、田中さんは退席されます。どうか盛大な拍手でお送りいただきたいと思います。ありがとうございました。(拍手)
〔講師退席〕

○南委員長 委員の皆様、研修会の御出席ありがとうございました。以上で空港等まちづくり対策特別委員会を閉会いたします。
午後0時3分 閉会
(了)

 委員長署名

空港等まちづくり対策特別委員会委員長

南   良 徳

最終更新日:2015年1月27日

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